一年間の比較で分かったこと 人気投資信託パフォーマンス比較(2019年7月)
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みなさんどうも、資産ためぞう(@sstamezo)です。
7月の人気投資信託のパフォーマンス比較です。早いもので、現在の9本の投資信託で比較を始めてから一年が経ちました。
一年間の成績を確認したいと思います。
人気投資信託パフォーマンス比較(2019年7月)
パフォーマンス比較を行なっているのは、以下の9本です。
どれも信託報酬の低さ等から、各分野で人気のある投資信託です。
この9本の投資信託を2018年7月に1000円で同時購入しました。これにより、各投資信託の目論見書などからでは分からない、実質コスト等すべて含めた実際のパフォーマンスの比較ができます。
パフォーマンス比較(7月1日)
パフォーマンス推移
保有してから一年が経ち、蓋を開けてみるとプラス推移しているのはJリートとS&P500と、バランスファンドでした。
バランスファンドも強いですね。おそらく債券やゴールドも含んでいて、先月上昇したからだと思います。
以下、考察を行なっていきます。
S&P500とVTIの間に少しずつ差が出始めている
意外なのはS&P500とVTIで1%以上の差が生じていることです。結構大きいですよね。
これはたまたまこの一年がS&P500にとってVTIより有利だったのか、それとも今後続いていくのか、というところが大事です。
楽天とeMAXISSlimの信託報酬の隠れコストの差も影響しているのかも知れません。
私は現在楽天証券でeMAXIS Slim米国株式(S&P500)と楽天・全米株式インデックス・ファンドを両方とも積立てています。
この結果をみると、eMAXIS Slim米国株式(S&P500)だけに集中させたほうがリターンが望めそうです。
しかし、今後はVTIのターンが来るかも知れないですし、判断は難しいところですね。
Jリートは強い
そして、毎回同じことを言っていて恐縮ですが、Jリートが強いです。
半年くらい前から騒がれ、今はビットコインやG20やらで影が薄めですが、グラフのとおり安定して上昇しています。
Jリート上昇の理由が、都心部のオフィスの賃貸が好調だということです。
人口は減少傾向ですが、都心部は人口は減らないでしょう。海外からも来ますし、また今後中小企業のような会社が増えるのだとすれば、Jリートはしばらく好調が続くのかも知れません。
そうすると、以前私はJリートには投資しないと書きました。
なぜなら、好調が続くとは思えなかったからです。しかし、よくよく考えると、最近はITエンジニアなどのベンチャーも増えてそうですし、都心のオフィスの需要は今後とも続いていくのかなと思います。
現在、楽天証券で楽天VTIにポイント投資していた分を、Jリートファンドにするのも面白いかと思いました。
残りの投資信託は、前月と順位も変わらずのパフォーマンスです。最下位は引き続きレオスのひふみ投信です。
最下位を脱出する日はいつ来るのでしょうか。
最後に関連記事のリンクです。