ひふみ投信、浮上せず…(人気投資信託パフォーマンス比較2019年3月)
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資産ためぞう(@sstamezo)です。
今回は、毎月記録している、人気投資信託のパフォーマンス比較です。どの投資信託を保有しようか検討されている方などにとって参考になれば幸いです。
人気投資信託パフォーマンス比較2019年3月
昨年の7月に9本の投資信託を同時保有しています。
以上の9本になります。どれも信託報酬の低さ等から各分野で人気のある投資信託です。
この9本の投資信託を2018年7月に1000円で同時購入しました。これにより、各投資信託の目論見書などからでは分からない、実質コスト等すべて含めた実際のパフォーマンスの比較ができます。
パフォーマンス比較
2019年3月1日現在のものです。先月からはそんなに目立った動きはありません。どの投資信託も、上昇を続けています。好調です。
数字で見てみます。
パフォーマンの良い順番に並べています。先月から順位の変動は特になさそうです。
トップのJリートは1.69%とありますが、毎月分配の再投資金額を考慮するともっと高パフォーマンスです。
気づいた点
以下、気づいた点を挙げていきます。
Jリートファンドが堅調
トップは依然としてJリートファンドです。もう数カ月トップです。このまま米国株市場の調子が続くと、そのうちトップが交代するかも知れません。
ちなみに、私はJリートファンドとして「フィデリティ・Jリート・アクティブ・ファンド」を保有していますが、コスト的には「明治安田J-REIT戦略ファンド(毎月分配型)」の方が優れているようなので、参考程度にお伝えします。
分配利回りも明治安田の方が高いです。Jリートファンドを保有するとしたら、フィデリティより明治安田がおすすめですね。
Jリートの高分配にも注目
それにしても、分配利回り10%以上です。かなり高いですよね。ソーシャルレンディングより高いです。
Jリートファンドはタコ足配当なのでしょうか?単純にJリートが好調だから、分配金も増えているのだったら、絶好調ですね。
Jリートが好調の理由は、オフィスなどの空室率が少ないからということで、この分配金がタコ足ではなく、利益から来ているのだとしたら、Jリート強え!って感じです。
バランスファンド、プラスに転じる
バランスファンドの代表として保有した、「eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)」が数カ月ぶりのプラスに転じました。
株式系の投資信託よりもいち早くプラ転です。12月の急落もマイルドな下げで、そのまま調子が安定しています。バランスファンドの安定感は、特に不安定な相場では魅力的です。
ひふみ投信、浮上せず…
最下位は、またしてもひふみ投信の運営している「 レオス-ひふみプラス」でした。なんかもう、プロ野球のペナントレースで万年最下位の球団みたいになってきました(笑)
(笑)とか書いていると、ひふみホルダーに怒られそうですが…。
もう一回同じグラフを貼ります。
推移を見ると、ひふみプラスの調子が悪いわけではないのが分かります。他のインデックスも同じように調子が良いので、追い抜かせないという状態です。
先月は「日経225」のパフォーマンスが悪かったので、このまま行くとひふみプラスが「日経225」を追い抜かすのではないかと期待していました。
しかし、先月は日経225の調子もよく、追い抜かすことはできませんでした。
投資するタイミングとしては良い?
ひふみプラスに投資するタイミングとしては、今が良いのではないかとも思います。下げているときに買ったほうが、その後の上昇で恩恵を受けることが出来る可能性が高いです。
逆に、いま調子が良いJリートファンドは、今が高値かも知れないので今保有しても、今後何年も下げ続けてしまう可能性があります。
実際に年明け頃に、ベテラン投資家の方は下がっているうちということでひふみ投信を買われていました。
もっとも、先のことは分からないので、投資は自己責任でお願いします…。
最後に
今月のパフォーマンス比較も無事に終わりました。
2月はどの指標も堅調に推移しました。特にサプライズはなかったように思います。しかし、投資家としては先月のように特にサプライズなく、すべて堅調に推移している状態が一番理想的でしょう。
3月はどうなるのか今から楽しみです。
関連記事のリンクとして、先月の比較記事です。