税務署で株式の損益通算をしました
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皆さんこんにちは、資産ためぞうです。
税務署で株式の損益通算をしました
今回は、税務署に行って確定申告をして来ました。
何を申告したのかというと、株式の「損益通算」をしてきました。記録に残します。同じように株式の損益通算を検討されている方の参考になれば幸いです。
損益通算とは?
いきなりですが、私自身損益通算をやっておきながら、完全に理解している訳ではありません。
調べた限りでは、株で損失した分だけ、向こう三年間は株で課税されなくなる、みたいな感じで理解しています。
損益通算をしないと、その年の分だけしか控除されないものを、損益通算をすることで3年間に伸ばすことができるのです。
ちなみに、「損益通算」というのは省略した言葉です。
正式には、租税特別措置法第37条の12の2「上場株式等に係る譲渡損失の損益通算及び繰越控除」に規定された条文に沿った手続きの事です。
税金に詳しくなりたい
株式投資を始めるまで、まさか自分で確定申告をする日が来るとは思いませんでした。しかし、ロバート・キヨサキ氏が「金持ち父さん貧乏父さん」で述べるように、お金持ちになりたければ、お金について詳しくなければならなりません。
ここでいう「お金」とは、税金のシステムについてです。お金持ちになるほど、税金は増えます。税金を理解し、いかに節税できるかを知っておく必要があるのです。
税金が複雑なシステムで、分かりづらい呼称を多用しているのは、あえてわかりづらくして国民が節税をしづらくし、多く税金を収めてもらう国の策略くらいに思っています(笑)
ですので、税金という面倒くさい相手からは逃げてはいけないと思います。
また、日頃拝読させて頂いているブログ
の運営者であり、株式投資でセミリタイアを達成されたsobaさんからも、
「 (前略)確定申告で損失の繰越し申請はしたほうが良いですよ。今年の損失の総額50万円くらいでしたっけ?向こう3年はそれくらいの利益まで課税されなくなりますから。(後略)」
という、有り難いコメントを頂戴しましたので、なんとしても確定申告をしようと考えていました。
必要なもの
事前にネットで調べた限りでは、
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印鑑
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給与所得、退職所得、公的年金などの源泉徴収票
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特定口座年間取引報告書(特定口座で取引していた場合)
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個人番号および本人確認書類
などになります。
※参照https://kabu.com/investment/guide/syoukenzeisei/kakutei/sonshitu.html
これに加え、ふるさと納税もしていたので、それに必要な紙も持っていきました。
また、結論から言うと損益通算とふるさと納税だけでは「印鑑」は必要ありませんでした。
後述しますが、税務署でe-Taxというウェブ上の確定申告をしたからだと思います。自治体によって異なるかもしれませんので、念のため持っていく事をオススメします。
税務署に行ってみた
初めての税務署、ワクドキしながら向かいました。いかにも税務署、という感じの建物でした。
まずは「ご用件は?」と聞かれるので、「株式の損益通算です」と答えます。
そうすると、順番に案内されました。
みじめな気持ちになった
まずは、係員に必要な書類を持っているかを確認されました。
給与所得の源泉徴収には、私の昨年度の年収の数字が赤裸々に綴られています。
そして、損失した額は約60万円です。
被害妄想を良くする私は、係員に「コイツ、この程度の年収で60万も損失してるよ〜w」と思われているに違いないと思い、まあ事実だからしょうがないと諦め、何故かみじめな気持ちになりました。
e-Taxを行なった
次にパソコンの前に案内されました。e-Taxという確定申告の電子サービスを係員のレクチャーを受けながら行うことができました。
何も知らなかった私は、てっきり税務署で必要な書類を渡され、ボールペンで記入していくのかと思っていました。
実際はパソコンで係員から、どこにどの金額を入力するのか教えてもらいながら進めていくのでとても楽でした。
普段パソコンを触らない高齢者の方にとっては、逆に書類に記入したほうが楽かもしれませんが…。
どうでもいいですけど、e-Taxのキャラクターのイータくん、なんすかコレ。
イータくんのプロフィール
コンセントの妖精でしょうか?
お腹に「Tax(税)」って書いてあるのが露骨でジワジワ来ます(笑)
…。
とか思っているうちに、無事に確定申告は終了したのでした。
最後に
自力で確定申告するより楽
税務署で行なったことはザッとこんな感じでした。
e-Taxとマンツーマン体制の係員のおかげで、予想以上に楽でした。自宅で頑張ってネットで調べながらやるより、素直に税務署に出向いた方が、慣れないうちは早そうです。
e-Taxは自宅のパソコンでも出来るので、慣れたら次年度以降は自分のパソコンで済ますこともできます。
あとは、今後の株式投資で、実際に税金がどうなるのか見守りたいです。また、ふるさと納税により、住民税がどうなるのかも楽しみです。
関連記事として、昨年度の投資成績をまとめたページのリンクです。