ためさんの投資ブログ

※現在新ブログに移行中です(https://tamesan-investment.blogspot.com/)。低収入の30代前半非正規が少額資金からの体験に基づく投資情報を発信します。

日経平均大幅高でも自分の保有株が振るわなかった理由

Sponsored Link

 

皆さんごきげんよう、ためさん(@sstamezo)です。

 

※今回の記事は、本日の市場についての記録というか個人の日記の様なものですので、その点をご了承いただければと思います。(いつもそうですが

 

 

本日金曜日の日経平均は前日比598円の大幅高となり、1年2ヶ月ぶりに24,000円台に突入しました。

 

kabutan.jp

 

上の記事では米中の懸念材料が後退した結果とあります。長く続いた23,500円前後から上にブレイクしたということで、更なる上昇を期待する方も多いと思います。

 

しかしその一方で、日経平均が大幅高した割には、自身の保有株は振るわなかったという方も多いようです。(私もその一人です)

 

しかし、よくよく調べていくとその理由がすぐわかりました。こういうこともあるのだということで、今回は記事にして記録したいと思います。

 

日経平均大幅高でも自分の保有株が振るわなかった理由

日経平均大幅高でも自分の保有株が振るわなかった理由


 

大幅に上がったのは日経平均のみだった

 

市場ごとの前日比を確認するとすぐに答えがわかりました。

 

日経平均 +2.55%

東証二部 +0.3%

マザーズ -0.9%

JASDAQ +0.1%

 

 

強かったのは日経平均だけだったのです。マザーズはむしろマイナスになっています。

 

私の記憶では、過去に前日比で500円以上日経平均が上げたときは、さすがに新興市場も連れられて上がっていた記憶があります。無理やり日経平均だけ上げられたような、今回の市場は少し不自然な気もします。

 

もっとも、日経が上がると踏んで新興市場から資金を抜いた結果と言われればそうとも見えるので、不自然と決めつけることはできませんが。

 

各市場の平均値をチェックする

 

「かぶ1000さん」という有名な個人投資家の方がいらっしゃいますが、投資の初心者向けにツイキャスをされているのでよく聴いています。

 

しばしば言われるのが、「自分のポートフォリオと市場平均のパフォーマンスを比較して成績を判断せよ」ということです。

 

地合いが悪いのであれば、ポートフォリオが悪くてもある意味では仕方ないですし、逆に市場平均より自分のパフォーマンスが悪ければ改善しなければならないということです。

 

最近は毎週自分のポートフォリオをブログに記録する際、市場平均も載せて比較するようにして、市場平均を上回ることを目標にしています。

 

今回の地合いでは、特にマザーズの銘柄に比重を置いていた投資家の方はマイナスになっていても仕方がないということになりますし、他の日経平均以外の指標もプラスとはいえほぼゼロですので、マイナスになっていてもそこまでマズい事では無いと思います。

 

 

しかし、現在の私のポートフォリオは、日経225銘柄ではないにしろ、東証一部の銘柄を複数持っています。その割には、新興市場とは言えない、まあまあの大型株も、そこまでパフォーマンスが良くありませんでした。

 

ですので、もう少し踏み込んで、業種別の平均も見てみました。

 

上昇したのは個人投資家が好む業種ではなかった

 

セクター(業種別)の平均を見ると、「やはりか」という感じでした。

 

+1.59% 水産・農林業 

+2.03% 鉱業

+0.64% 建設業

+0.91% 食品業

+0.99% 繊維製品 

+1.69% パルプ・紙

+2.00% 科学

+1.48% 医薬品

+1.67% 石油・石炭製品

+1.43% ゴム製品

+1.92% ガラス・土石製品

+2.04% 鉄鋼

+3.17% 非鉄金属

+1.55% 金属製品

+2.69% 機械

+2.24% 電気機器

+2.55% 輸送用機器

+1.91% 精密機器

+1.13% その他製品

+1.95% 電気・ガス

+0.74% 陸運業

+2.89% 海運業

+0.25% 空運業

+1.80% 倉庫・輸送関連業

+0.07% 情報・通信業

+1.45% 卸売業

+0.60% 小売業

+2.63% 銀行業

+0.85% 証券、先物取引業

+2.32% 保険業

+1.14% その他金融業

+1.48% 不動産業

+0.55% サービス業

 

 

 

太字の業種は日経平均よりパフォーマンスの良かった業種です。非鉄金属、機械、輸送用機器、海運業、銀行でした。

 

銀行業は高配当だったり、優待銘柄が割りと多かったりして、保有している投資家も少なくはないと思いますが、それ以外は個人投資家にとって馴染みの少ない業種の気がします。(保有されている方が読まれていたらすみません

 

 

逆に、個人投資家に人気の有りそうな、小売業、情報・通信業、サービス業などを見ると、

 

+0.60% 小売業

+0.07% 情報・通信業

+0.55% サービス業

 

 

と軒並み低調でした。私が現在保有している銘柄は、全てこの3業種に当てはまりました…。

 

個人投資家に人気のなさそうな渋い業種ばかり上がっていったということは、やはり海外の投資家や機関投資家の影響が強いという事だと思います。

 

最後に

 

本日の日本市場で起こった事をアホなりに推測すると、

 

①12日のアメリカで米中の懸念材料が後退した結果、翌日で最初に始まる日本市場に海外投資家の買いが入ると予測される。

②海外の投資家に買われるとしたら新興市場ではなく日経平均などの大型株だろうということで、新興市場から資金が抜かれ、日経平均銘柄などに資金が移動した。

 

という事だと思います。私の勝手な憶測なので、まったく違うかもしれませんが。

 

 

とりあえず、本日日経平均が大幅に上がったのに、自身の保有株が冴えなかったからと言って、そこまで落ち込む必要はないのではと思います。

 

 

市場や業種別にどこに資金が入ってくるか、そこまで予想して投資するのは、かなりの難易度です。

 

BNFさんなどは業種別の資金移動などを参考にしながらデイトレしていたそうですので、逆にそれができれば億トレーダーになれると思います。

 

それができなければ、待っていれば順番に自分のメインの市場や業種にも資金が流れてくるものなので、それを待つしか無いと思いますし、私は大人しく待ちたいと思います。

 

 でも自分、そういえば10年で1億円を目指しているんでした…。でも資金の移動を読むなんて、どんだけ世界中の状況をリアルタイムで把握し続けなきゃいかんのよって感じで、普通に無理です。他の方法で目指したいと思います…。

 

 

 

 最後に最近書いた記事のリンクを貼らせていただきます。

www.shisantamezo.com