ためさんの投資ブログ

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サムティ決算で暴落!イベント投資での反省点を挙げてみる

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皆さんごきげんよう、資産ためぞう(@sstamezo)です。今回の記事は恐縮ですがニッチな話になります。(だいたいいつもそうですが…)

 

 

現在保有しているサムティ(3244)が10月2日の第3四半期決算を発表し、株価がマイナス5.62%と下落しました。

 

サムティのチャート

 

一気に含み損になってしまいました。今回はサムティの暴落を回避できたのか、反省をしたいと思います。

 

サムティ決算で暴落!反省会

サムティ決算で暴落!イベント投資の反省点

決算日を把握していなかった

 

まずは恥ずかしながら、サムティの決算日が10月2日であるということを把握しておりませんでした。

 

長期投資なら別ですが、イベント投資という短期〜中期のトレードで、決算日を把握していないということはリスキーでした。リスキーというかアホです。

 

決算が悪く、優待目的の買いよりも強い売りが入ってしまえば終わりです。

 

決算を跨がないように保有時期を調整するなどの工夫が必要でした。

 

出来高の多い貸借銘柄だった

 

また、サムティは東証一部上場で出来高が普段から多いときで100万株ある銘柄です。これだけの出来高だと、普段から優待目的の個人投資家以外の大口による売買がメインで行なわれていることが想定できます。

 

後の祭りですが、サムティの保有時に私はこの事を懸念する旨の文を書いていました。 

www.shisantamezo.com

 (関係ないですがこの記事のタイトル名、ダサすぎて恥ずかしいなオイ…)

 

不安が的中してしまいました。

 

またサムティは制度信用、一般信用ともに空売りできる貸借銘柄です。少しでも決算が悪ければ、それを狙って空売り勢が仕掛けてくることも予想できました。

 

それでも直近のチャートの上昇から欲を出してしまいました。直近で上げているときほど余程の強い決算が出ない限り、株価は落ちることは、夏に電算システムで身をもって学んだはずなのに、再び被弾してしまいました。

 

 

サムティの決算

 

 

サムティの

直近で上昇トレンドの場合、余程の強い決算でないと売られる

 

今回は、決算日自体を把握していなかったので、もう論外中の論外なのですが…。

 

 

優待イベント投資の場合は上昇トレンドの銘柄にエントリーすることが多いです。特に出来高の多い貸借銘柄の場合は、決算日に注意しないと今回のように思わぬ損失を被ることになりそうです。

 

ツイッターでサムティについて軽くサーチしましたが、「この決算内容でこんなに売られるとは…」というような感じのつぶやきが多かったです。

 

決算日自体を把握していなかったアホが言うのもアレですが、売られるんです!(ジョン・カビラ風)

 

 

しかも普段は多くて100万株の出来高なのに、この日は200万株の出来高です。おそらく海外機関などの大口が空売りしたのではないかと推測しています。(分かりませんが)

 

出来高が中途半端に多いと、こういう大口の売りが入って来やすいのもリスクです。いくら優待目的の個人投資家が買っても、何十億円と動かす機関には為す術がありません。

 

出来高が多いと、最悪の場合優待目的の個人投資家の買いを狩るために大口が空売りを仕掛けてくる可能性があることも考慮しなければなりません。

 

そもそもサムティの優待は11月なので、本格的に優待目的の買いが入るのはまだ先でした。

 

 

最後に

 

今回の反省点をまとめると、

 

  • 保有銘柄や、狙っている銘柄の決算日を把握するようにする
  • 特に出来高の多い銘柄は決算日などに注意。無難なのは決算日を跨がないこと。
  • 貸借銘柄は空売りによる仕掛けに注意。(権利獲得間際の短期のみ入るなど)

 

このような感じになります。

 

とはいえ、出来高の少ない株には別のリスクがあります(暴落時に売り手が現れず損切りできない、板がスカスカで上手く売買できないなど)。また、非貸借銘柄は全体としてそんなにありません。

 

なので、出来高の多い株や貸借銘柄を全て避けて通ることは現実的ではありません。

 

特に将来、もしそれなりの資金額になったとき、出来高がそれなりにないと利益を出すことが難しくなります。(ひふみ投信現象)

 

ですので、そういった銘柄を避けずに上手くトレードできるように、修行を積んでいきたいと思います。

 

そういう意味では、今回のサムティの暴落は今後に活きそうな良い反省材料であったと思います。

 

 

最後に関連記事のリンクです。

www.shisantamezo.com