IPOに低資金で当選確率を上げる方法
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低資金からのIPO戦略
今回はIPO投資の初心者の方向けに、低資金でも効率よくIPOで複数の証券会社から申し込む方法を記事にします。
まず前提として、IPOに当選する確率を上げる為には、複数の証券会社の口座を開き、各証券会社から応募するのが効果的です。
IPOを取り扱う証券会社にはそれぞれ特色があり、低資金の投資家と相性の良い証券会社を優先して利用したほうが効率が良いです。
良い証券会社の判断基準
基準1 事前入金が必要かどうか
証券会社によって、IPOに申し込む前から入金が必要な会社と、実際に当選してから入金すれば大丈夫な会社があります。
低資金投資家にとって、申し込む前から入金しなければならない証券会社を利用していると、多くの資金が必要になります。
逆に事前入金が不要な証券会社であれば、とりあえず申し込んでおき、いざ当たったら他の証券会社の口座から資金を移すなどの策が取れます。
なので、とりあえず事前入金が不要の証券会社の口座は全て作った方が良いです。
野村證券、松井証券、岡三オンライン証券、岩井コスモ証券がそれらにあたります。
ライブスター証券、GMOクリック証券も事前入金が不要ですが、取扱本数が少なすぎるので表には入れませんでした。この2社は年に片手で数えるほどしかIPOの取扱いがなく、主幹事にもなりませんので余裕があれば口座を開くくらいで良いかと思います。
基準2 取扱実績数が豊富か
いくらその他の条件が良くても、IPOを取り扱っていなければ意味がありません。当選確率を上げるためにはIPOの取扱実績数が多い証券会社を選ぶことが重要です。
主幹事になっているか
また、ただ取扱実績数が多いだけでなく、できればよく主幹事になっている証券会社が好ましいです。
主幹事の証券会社にはIPOの本数の割当が多いためです。逆によく幹事に選ばれていても本数の割当が少ないと当選確率がグッと低くなってしまいます。
基準3 抽選方法は平等か
証券会社により抽選方法も様々です。一人一票の平等抽選もあれば、資金量や取引実績に応じて当選確率が上がる会社もあります。
低資金投資家にとっては、一人一票の平等抽選の会社を選んだほうが有利です。
例えばマネックス証券は100%公平な抽選を謳っています。SBI証券は実は70%が資金量に応じた抽選方法です。しかし30%はチャレンジポイント制という申し込み続ければいつかは当たる方式があるので、口座を作っておいたほうが良いです。
基準4 何%が平等な抽選に回るのか
SMBC日興証券、大和証券、みずほ証券、野村證券など、よく主幹事になる会社は残念ながら平等抽選に回ってくるのが15〜10%と多くはありません。
しかし主幹事になると全体の本数自体が多いので、申込む価値はあります。
判断基準を元に具体的な作戦を紹介
前記した判断基準を元に、IPO投資をゼロから始める場合の具体的な作戦プランを書きます。
1 事前入金不要の証券会社の口座を開く
野村證券、松井証券、岡三オンライン証券、岩井コスモ証券、この4つの口座を開きます。
特に野村證券は取扱実績が多く主幹事にも良くなるのでマストでしょう。
2 SBI証券、マネックス証券の口座をとりあえず作る
SBI証券のIPOチャレンジポイント制は、申し込み続ければいつか当たるシステムなので、ポイント当選目的で口座を開いて申し込み続けます。
マネックス証券は資金量に関係なく一人一票の平等抽選100%の唯一の会社であり、取扱実績も豊富です。
事前入金が必要な証券会社はこの辺りから攻めるのがベターです。
ちなみにIPOに必要な資金は講座ごとに約50万円と言われています。40万円くらいでも全体の80〜90%くらいはカバーできます。
3 資金量に応じて証券会社を増やしていく
あとは資金量に応じてそれ以外の証券会社を増やしていきます。なるべく当選確率の高い、取扱実績の多く主幹事になる会社から選びます。
SMBC日興証券、みずほ証券、大和証券などです。
最後に
実は私自身、今のところSBI証券からしかIPO投資を行っていません。マネックスは口座を開いているだけの状態で、SMBC日興証券はまだ開いたばかりです。他の会社の口座開設はまだこれからです。
野村はマストとか言っておいて自分でもまだ作ってなくてごめんなさい。私もすぐ作ります。
このままではいけないと思い、色々調べて具体的な作戦を練ったのが今回の記事です。
複数の口座を作ると、管理が面倒くさいんですよね…。
でも背に腹は代えられないということで、徐々に本格的にIPO投資を始めたいと思います!
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