過去に売却した銘柄のその後を再チェックして感じたこと
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皆さんどうも、資産ためぞうです。
(いきなりですが、ブログのアイコンを変えました。前のアイコンは無料素材だったため、他の方と被ってしまっていました。)
アプリで作成しました。前より頭良さそうになりました。実態はただのアホですが。
今回は、株式投資を始めてから過去に利確や損切りで売却した銘柄を再チェックしたいと思います。
過去に売却した銘柄をチェックするか
個人投資家の皆さんは、過去に売却した銘柄を最チェックされますか?
損切りした銘柄などは、再チェックしたとき株価が上がっているとショックだから見ないという意見も聞いたことがあります。
一方で、有名な投資家ブロガーの弐億貯男氏は、「過去に保有した銘柄は、値動きの特徴などを覚えているため、再保有も検討している」というような発言も残しています。
私も後者の意見に賛同する派で、過去に痛い思いをしたことがある銘柄でも、チャンスだと判断すればまた保有を検討したいと思います。
ということで早速、過去に売却した銘柄を遡って見ていきます。
過去に保有した銘柄チェック
プロパスト(3236)
最初に売却した銘柄を遡ったら、プロパストでした。
(不動産業)
【特色】マンションの開発と販売代理および企画が2本柱。都内の中古不動産の再生・転売も手掛ける
最初の頃は資金がもっと少なかったです。少額で100株保有でき、PERなどの指標が低かったので選びました。
この頃はまだ不動産銘柄は、総じてPER等が低いということも知らなかったので、割安だと思いこんで保有していました。
逆指値で損切り設定を入れたつもりが、間違えて指値で売り注文してしまい、間違えてすぐ売却してしまった記憶があります。
最近でも「応用技術」という銘柄で同じことをしてしまったので、同じ失敗を繰り返しています…。
現在の結果
219円で売却し、現在は116円でした。一応、売却しておいてよかったということになります。
モーニングスター(4765)
2回目に売却していたのは、モーニングスターでした。
(サービス業)
【特色】投資信託データ販売と投信運用、セミナーが3本柱。株式新聞と中国情報のサーチナ保有
この銘柄は現在も業績は悪くなさそうです。ただ最近の地合いの悪さで株価が急落しています。
現在の結果
353円で売却し、現在は293円でした。一応、売却しておいて良かったということになります。
ただ、モーニングスターの場合は、最近までは売値の353円より高い位置で推移していることが多かったようです。最近の地合いが悪すぎるのです…。
大林組(1802)
次に売却していたのは、大林組です。
(建設業)
【特色】業界最大手の一角。関西、首都圏で都市開発に積極的。海外は北米、アジア進出。不動産事業強化
3Dプリンターによるコンクリートブロック開発のニュースを見て、有望だと判断して保有した記憶があります。
今思うと、「業績を無視してニュースだけで保有したのかよ」と思います(笑)まあ業績も悪くないですけど。
現在の結果
1465円で売却し、現在975円なので、一応売却して良かったということになります。
すごい下がってますね。危ない。
サコス(9641)
(サービス業)
【特色】西尾レントオール傘下。3大都市圏中心に建機レンタル。開発力、技術力に定評。鉄道向けに強み
建機レンタルの事業という事で、オリンピック関連施設の建設工事などの需要で株価が上がるかなと思って保有した銘柄です。
現在の結果
373円で200株保有し、現在は273円です。
何度も言いますけど、最近の地合いの悪さが解りますね。とはいえ、サコスは業績に比べて株価はもともとそんなに上がっていません。
「オリンピック建設などのレンタルの受注が終わったあとに売上が下がるのではないか」という事を、すでに株価が織り込んでいる可能性が高いです。
当時はそんな事は考えずに保有していました。
北の達人コーポレーション(2930)
北の達人コーポレーションも一時保有していました。
(食料品)
【特色】健康食品や化粧品中心のネット通販会社。オリゴ糖原料の『カイテキオリゴ』などが主力商品
この時すごい勢いで株価が上昇していたので、思わず保有してしまった銘柄です。この時期(2017年11月)だから大怪我をしないで済んだと思っています…。
現在の結果
1135円で売却し、現在は351円でした。めっちゃ下落しとるやん!と思ったら、今年のはじめに株式分割を行なっていました。
株式分割後の株価は3分の1なので、実質は351円×3で1,053円です。それでも売却したときより下がっていますね。
しかしチャートを見てみると、売却後も長い間売値より上昇していました。
マックスで1,105円、3倍で3,459円ですので、そう考えると早すぎる利食いでした。
もっとも、その後そんなに上昇するかは、当時はわからないので、仕方ないんですけど…。株の売却のタイミングは、保有タイミングより難しいと言われますが、北の達人の結果を見るとそれを考えさせられますね。
今回の再チェックでわかったこと
まだまだ序盤ですが、疲れたのでここで一回終わりにします(笑)
今回、売却した銘柄の現在を調べるに辺って勉強になったことがあります。
それは、株式投資はやはり難しいということです。(当たり前)
今回ピックアップしたのは、2017年の10月から11月頃に保有してい銘柄です。この時期に売却した銘柄は、その後の2018年1月までの上昇相場でほとんどの銘柄が売却後も上昇していきました。
ですので、利食いが早すぎてその後も上昇していったり、ちょっとした損失で損切りしたあとに再び株価が上昇しいったので、ずっと売却が早すぎたと反省していました。
しかし、現在の地合いが悪くなったあとに、再び株価をチェックすると、全ての銘柄が売却値よりも低い株価になっています。
ということは、今度は結果的には売却して良かったということになります。
2018年の1月ごろは、売却が早すぎたと思っていたのに、現在の結果を見ると、やっぱり売って正解だと思っている。
ということは、今後の値動き次第で、ホールドしたほうが良かったのか、売却したほうが良かったのか、ということはコロコロ変わって行くということです。
要するに、現在の株価次第で、売却したことが成功だったのか失敗だったのかは変わってくるのです。(すごい当たり前のことを言っていますね…。私はバカなのでしょうか。でもそれを体験したのです。)
現在の結論
株価は結局地合い次第で上がったり下がったりしてしまいます。
地合いで株価が上げようが下げようが、関係なく安心して保有できる銘柄、そんな銘柄があるのか分かりませんが、そういう銘柄を探して行きたいと思いました。
値動き次第であまり細かく売買していたら、売っとけばよかったとか、保有したままで良かったとか、結局その後の株価の上げ下げ次第で正解が変わるのに、イチイチ考え続けていたら疲れてしまいそうなので…。
配当金重視で「株価が上げようが下げようがどうでもいい、配当が重要だ」というインカム投資家の考えは、1つの答えだと思います。
ただ、私の場合の、現在の少額資金から10年で一億円を目指すとしたら、そういうのと真っ向から向き合わなければ行けないんですよね…。キャピタルゲインによる利益が必須なので。正直シンドい。
というか、10年で一億円って、今の地合いがもし数年続いたらかなり難しいです。少なくとも現物だけではなく、空売りとかもしないと。かなりリスキーだな〜。とりあえず今は現物以外する予定はありません。
まあ私の考えはコロコロ変わります。あくまでも現在の心境です。