【重要】フロー収入とストック収入という考え方
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フロービジネスとストックビジネス
今回はフローとストックについて、大事な考え方なのでまとめたいと思います。
まず、ビジネスにもフロービジネスとストックビジネスがあります。
フロービジネスとは
フロービジネスとは、モノやサービスを売る時に得られる収入の事です。
それは一回ずつ売らないといけません。
身近なものでは、モノやサービスを売るスーパー等の小売業や食事を提供する飲食業などがフロービジネスです。
街にあるお店の過半数はフロービジネスだと思います。
フロービジネスは毎回その都度売らなければならないので、なかなか収入が安定しないです。労力が常に必要になります。
ストックビジネスとは
ストックビジネスとは、一度そのシステムを作ると、お客さんが定期的にお金を払ってくれるビジネスモデルです。
身近なものでは、電気、水道、ガス等の水道光熱費や通信費、家賃収入等です。
ストックビジネスは最初の初期投資は大変なものの、一度ビジネスモデルを作ってしまうと、あとは定期的なメンテナンスくらいで、一定の収入を得ることができます。
その月や年の大体の売上を予想しやすいというメリットもあります。そのためストックビジネスの企業を好む投資家も多いです。
個人にとってのフローとストックの考え方
このフローとストックという考え方は、個人的な資産運用方法にも当てはまります。
個人の収入は、フロー収入とストック収入に分かれます。
フロー収入
代表的なフロー収入は、まず本業の給与所得です。
毎月入ってくるのでストックの様にも見えますが、それは毎月働いているから入ってくるわけであって、あくまでも個人がその都度に労働というサービスを会社に提供する事によって得る事のできる収入です。
その証拠に、もし会社を休み続けたら、給料は貰えなくなります。
その他、副業のアルバイトやメルカリ・中古店への売却による利益、FXや株、仮想通貨の売買による利益も、その都度の利益なのでフロー収入です。
ストック収入
対して個人のストック収入は、大家さんにとってのアパートやマンション等の家賃収入、FXのスワップ金、株式の配当金や株主優待品、太陽光発電の電力売却益、あるいはネットのアフィリエイト等による収入です。
個人でイメージするとわかりやすく、フロー収入の方が得るのは簡単な一方、全てその都度なので単発で終わってしまいます。
対してストック収入は、そのシステムを作るのはフローより大変であったり、初期投資にお金や時間がかかります。
しかし、一度システムを作ってしまうと定期的に利益を得続ける事ができるのがメリットです。
なので、資産運用のゴールは、ストック収入によって働かなくても暮らしていける様になる事だと思っています。
個人の資産運用のゴールはストック収入100%
最初は本業の給料によるフロー収入がメインで資産を運用するしかないと思います。続けていくうちにストック収入を増やして行きたいです。
例えば株の配当金によって新たな株を買うような感じです。
個人のストック収入というと、家賃収入や太陽光発電は、大きな資金が必要なので最初からはハードルが高いです。
アフィリエイトも十分な収入を得るには、好きであったり才能も必要だと思います。*1
そうすると株の配当金やETFや投資信託、ソーシャルレンディングの分配金、FXのスワップ金が比較的少額から出来るストック収入になると思います。
その場合最初は小さな利益だと思いますが、貯金と投資をコツコツ続け、配当金も再投資を繰り返していけば、複利効果も相まっていずれ本業の給料額を追い抜く日が来ると思います。
もちろん、株には価格変動リスクもありますし、そんな簡単に物事が運ぶものでもないですし、うまく運用するにはそれなりの知識、経験も必要になります。
ですが、続けて挑戦していけば失敗しても経験、知識として蓄積され、それらを乗り越えてうまく資産が増えて行くときが来ると思います。
そしてストック収入による不労所得で経済的自由を手に入れる日を楽しみにしています!
*1:ジャンルによっては常に新しい情報を更新し続けなければ行けないのですし、細かいメンテナンスも必要なので、どちらかというとフロー収入寄りの位置づけかもしれません。