S&P500に心揺らぐ
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S&P500とは
最近ウォーレン・バフェットに関連する本を読み、気になっている事があります。
それはバフェット氏が「投資の初心者が手を出すとしたら、S&P500に連動したETFにしなさい」と述べていることです。
氏は奥さんにS&P500のETFを財産として残すと言及しています。
S&P500とは、簡単にいうと米国の上場企業主要500社の事です。
日本でいうと日経225(日経が選んだ225銘柄)等がありますが、そんな感じです。
簡単に言うと米国トップ500社にまとめて投資できる商品と言う事になります。
S&P500に連動したETFを買うには、まずドルに換金したりと色々手順を踏まなければなりませんが、ネット証券が普及した現在、日本国内にいても投資する垣根は限りなく低くなりました。
S&P500の過去30年に渡る年平均の利回りは約10%です。
バフェット氏の株式投資の運用成績は20%な訳ですが、10%でもすごいリターンです。しかもただS&P500のETFに投資しただけで、と言うことになります。
複利を計算してみた
※参照サイト先『S&P 500 (配当込み) (円) インデックス』 |株価指数
100万円を30年間10%の利回りで投資していくと、30年後には1745万円になるそうです。
もちろん、それに毎月3万円ずつ積み立てたりしたら、3万円×12ヶ月×30年がプラスされるのでもっとすごいことになるでしょう。
恐るべし毎年利回り10%の力です。。。
ウォーレン・バフェット氏は20%という、その倍の利回りで資産を毎年増やしているのだから、神様と言われる訳ですね。
もし本当に将来に渡って10%ずつ成長していくのだったら、もうS&P500に投資して良いのでは?
と言う心の声が聞こえてきます。。
その場合10年で1億円と言う目標は残念ながら達成できなくなりますが、その代わりリスクをかなり減らしてまずまずのリターンを期待できます。
個別株投資でも、仮に1年だけ10%だとしたら、運が良ければ達成できるかも知れません。しかし、毎年平均して10%となると、それはすごい事になります。
もちろん、この年利10%から、税金が20%程度引かれます。しかし、それは個別に投資していても同じです。
S&Pのリスク
また、あくまでも平均が10%ということで、年によってはマイナスになることももちろんあります。今まで一番長いマイナスの期間は、10年程度になります。
最悪の場合、S&P500に投資して、10年間位は含み損に耐え続けなければならないかも知れません。
上記のグラフでいうと、1975年頃〜1985年頃、2000年頃〜2010年頃などになります。
しかし逆に言うと、過去のデータを振り返る限りでは、最長でも15年程度我慢できれば、プラスになるとも言えます。
時間さえかけることができれば、これだけ保証された投資先はなかなかありません。
銘柄を選んだりする楽しみはなくなってしまいますが、日本株にお別れして、米国に資金を移してしおまうか。。
心が揺らぐ冬の休日でした笑
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