今1番大事にしたいのは目先の利益より暴落に対応できるようにする事
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投資でもっとも大切なこと
最近私は日経平均の動向を特に気にするようになりました。
株式投資を始めたばかりのときは保有した個別銘柄の株価の動向だけで一喜一憂していました。
しかし株に関連する本などを読んでいくうちに、個人投資家が失敗した理由には共通点がある事に気づきました。
それは、日経平均が上昇を続けているときに株を始めて儲けをだし、それを自分の実力だと勘違いしてしまい、突然の暴落、ライブドアショックやリーマンショックなどに対応出来ず資産を減らしてしまったというものです。
あるブログで、投資で1番大事なのはどれだけ利益を上げるかではなく、常に最悪の場合を想定し、そうならないようにし続けることだと書いてありました。
私の考えられうる最悪の場合とは、やはり急に来る暴落に全く対応できずに、株価が戻るだろうと根拠のない願望だけで株を持ち続けてしまい、下落相場の間中資産を減らしつづけてしまうことです。
全て現物で持っていれば退場は防げるものの、信用取引の全力ロング状態で暴落したらお終いです。
そうならないようにするためには、現在の株式市場の調子の良い時にいかに利益を出すかも重要ですが、突然来たる暴落、下落相場に対応して損切りしてでも株を売却してキャッシュを確保し、資産を減らさないようにする事も重要です。
もし下落相場に変わったら(下落相場に変わったという変化を見極めるのが難しいですけど)、様子を見るのか空売りで入るのか、ベアのETFを保有するのかはわかりません。
とりあえずその時の有効な運用方法にシフトすることが大事です。
暴落を凌げるか
失敗した体験談で特に凄かった例は、暴落に全く対応できずに何億や数千万円の資産を100万円くらいまで減らしてしまったとか、知り合いは完全にゼロになって退場したとか、そういう話もありました。
トレンド転換時に5〜10%の損失で切り上げられればファインプレーなのかも知れません。
そのあと下落相場で資産を増やすか減らすかは腕次第ということになります。
暴落をうまく凌ぐことさえできれば、日経平均が底値をついたときは逆にチャンスです。(底値を見極めるのも難しいですが)
そこからまた上昇トレンドに入ったら、大きく利益を生むチャンスになります。
前の日経平均の底値はリーマンショック後の2009年くらい、あるいは3.11のあった2011年の辺りで、そのくらいの年にたくさん投資していた人は、
現在にかけてかなり高い確率で大きな利益を生んでいるはずです。
よく100万円を5年で1億円にしました、といった種類の本など見かけますが、内容を見るとだいたい日経平均が底値をついた2009年や震災後の2011年くらいから計算をスタートしています。
まとめ
今回は、投資では常に最悪の場合を想定する事が大事で、そのために現在の上昇トレンドから暴落や下落相場への転換を察知できるように心掛け、うまく対応できるようにする事が大事だという事をまとめました。
当たり前の話ですが、調子に乗らないように、たまに読み返して頭を冷やせるようにしたいです。
調子に乗るほど儲けている訳ではないですけど…笑