ためさんの投資ブログ

※現在新ブログに移行中です(https://tamesan-investment.blogspot.com/)。低収入の30代前半非正規が少額資金からの体験に基づく投資情報を発信します。

株式投資と合気道の共通点

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 合気道の道場に通っていた過去

 

私は小さい頃から姿勢が悪く、猫背です。

 

また幼少の頃は落ち着きのない子どもだったという事です。

 

それを心配した家族は、私をたまたま近所にあった合気道の道場に通わせました。

 

 

合気道は、正しい気を使う為にまず精神統一し、そのためにはに姿勢が大事だという事を家族は知っていたようです。

 

 

 

私は無理矢理合気道の稽古を受けるために通うことになりました。

 

詳しく覚えておりませんが、だいたい小学校低学年の間の2、3年だったと思います。

 

合気道は「気」を使う武術 

 

合気道では、力を使わないで気を使う武術です。

 

初耳の方にとっては胡散臭くもある話だと思いますが、まずは気の使い方を教わります。

 

 

気を養う為、あるいはちゃんと気を使えるように、練習の最初と最後には必ず黙祷をしました。

 

 

黙祷中は心の波をイメージをします。

 

目をつむった時はまだ頭の中に色々な考えや情報が錯綜していて波は荒れている状態で、その波を黙祷によって穏やかにするのです。

 

 

 

株式投資の世界でも、色々な情報や自分の欲との戦いがあります。その情報の中で、常に落ち着いて判断や行動できるかどうかが重要です。

 

取引をする前に黙祷をするのも効果があるかもしれません。

 

 合気道の基本は「受け身」

 

そして、稽古が始まります。

  

合気道の基本は受身でした。

 

相手からの攻撃を如何に受け流すかという事が、攻撃よりも大事なのです。

 

 

最初はとりあえず基本的な受身を教わリます。その後は、一度相手の力を受け流しつつも、素早く体制を整える事のできる受身を教わりました。

 

 

今になってよく分かります。

 

 

攻撃よりも受身の方が大事なのです。

 

 

攻撃を覚えても受け身ができないのでは、いくら攻めていても不意の一撃により負けてしまう可能性もあります。

 

 

しかし、受け身をマスターするという事は、どんな攻撃も受け流し躱す事ができるということです。つまり、負ける事がないのです。

 

 

 

株式投資の世界で言うならば、いくら利益を出す事ができても、不意の損失により資産をすべて無くす人がいます。

 

一方で、派手な利益をあげることはなくても、損失をしない事がうまく結果として投資の世界に残り続ける人もいます。

 

受け身と攻撃は、株式投資においてその違いに似ています。

 

 

 

もし株式投資の世界でも、急な下落による損失に上手く対応できる受け身のような技があったとします。それを覚えれば損失をする事がないのであれば、まずは利益を上げることよりもその受け身技を覚えたいはずです。

 

 

 

例えば、損切りは大事と言われますが、損切りが1つの受け身技と言えるかもしれません。

 

 

 

 相手の力を利用できるか

 

 

受身を教わったあとは、相手の力を利用して倒す、一種のカウンターの様な技を教わります。

 

 

ちなみに合気道では、自ら攻撃する為の攻撃技を教わることはありません。

 

 

護身術と言うこもあり、相手に攻撃された場合の受身と、カウンター技さえ習得できればそれで充分なのです。

 

 

カウンター技には色々な種類があります。相手が柔道の様な組技を仕掛けてくるのか、パンチの様な打撃なのかによって対応する合気道の技も違います。

 

 

最初は見本を見せてもらってもどう動けば相手を倒せるのかよくわかりません。

 

 

しかし、何度も練習を繰り返す事により、相手がこう来た場合はこう動いて相手を倒すという動きが徐々にできるようになります。

 

 

 

 

そして、重要なのは相手の力に対してこちらの力をぶつけるのではなく、相手の力を利用して相手を倒す事です。

 

むしろ自分の力は一切使ってはいけないのが原則です。

 

それができないと合気道の技は一切相手にかかることがないのです。

 

 

 

これは株式投資の世界で、市場の参加者の気持ちを読み、それに逆らわず投資をして利益を得ることと似ています。

 

 

自分がこの会社が良いと思ったから買うのではなく、常に他の投資家たちがどう思うのかが大事で、それに逆らってしまってはうまく行きません。

 

「うねり取り」とも似ている 

 

また、この相手の力を利用する技は、相場師の間で江戸時代から受け継がれているうねり取りに考え方が近いです。

 

  

ロウソク足等から参加者たちの気持ちを読み取り、逆らわずにうまく建玉を入れていくのは、相手の力を上手く利用して技をかける合気道のようです。

 

 

 

合気道も株式投資も、相手(他の投資家)の力を方向を読み、上手く利用しないといけません。

 

それが誰にでもいきなりできる芸当ではないところも同じです。

 

 

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さいごに 

 

合気道をやっていたのは小学校の低学年ですし、これまでそんなに思い返す事はなかったです。

 

 

 

しかし、株式投資を始め色々調べたり経験していくうち、「これって何かに似ている気がする。……合気道?」と思い出す様になりました。

 

 

 

また、合気道と投資の共通点という発送をする人はあまりいないと思うので、たまにはユニークな記事もいいかと思い書きました。

 

 

 

 

もっとも、合気道をやっていたのは小学校の僅かな間ですし、株式投資もまだ初心者ですので、見当違いな事を言っていたら申し訳ないです。

 

 

 

 

合気道も株式投資も、心理や法則の様なものがあったら、お互いに普遍的な事が多いと思いますので、共通点も多いのだと思います。