株式投資の初心者が覚えておきたい基本的な株価の動き方(日本株)
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はじめに
今回は調べてわかったり実感した、基本的な株価の動きの法則を復習のために記録します。
注意点としては、長期投資が前提なら、日々の保有株の値動きはそんなに気にする必要はありません。
しかし、保有株の株価が何故その日下がったのか、あるいは上がったのか、大方予想がついたほうが精神的に良いです。
業績発表の直前や発表直後
当たり前ですが一番大事です。発表前から出来高が上がります。発表前は、投資家の予想が良ければ株価が上がります。反対に予想が悪ければ下がります。
そして発表後は、大方の予想より良ければ株価が上がります。逆に悪ければ下がります。予想と発表のギャップが激しいほど暴騰や急落に繋がります。
もちろん、市場全体が強気相場なのか、弱気相場なのか、その業種全体の調子が良いのか悪いのかによって、発表が良くても株価が下がったりすることもあります。そこが難しいところです。
銘柄によって、この時期の発表は株価が下がりやすいとか、この時期は上がりやすいとか、そういうクセを持つものもあります。
日経平均株価の値動きに保有株も影響される
こちらも当たり前ですが大事なことです。業績発表の次に影響を受ける指標です。日経平均の値動きが保有株の値動きを予想する上で大まかな指標になります。
日経平均を予想するのに、前日の米国市場の値動き、日経平均先物の値動き、ドル円レートの推移が判断材料になる
前日の米国市場が良ければ日経平均も上がる事が多いです(ただし最近はそうでもなくなりました)。日経平均先物が上がれば日経平均も上がることが多いです。
また、日本は輸出系の大企業が多いため、円安になると日経平均が上がる傾向があります。
週末、年末は利益確定売りで株価を下げやすい
個人投資家はあまり関係ないので最初は気づきませんでした。
一定期間内に結果を出さないといけない機関投資家等は、まだ値が上がりそうでも一定の利益が取れたところで利益確定売りをします。それは週末や年末になる事が多いようです。
また、年末は個人投資家も年末調整売りの損切りをするので売りが増え、株価が下がることに繋がりやすいです。
日経平均→新興市場の順で株価が動く
まずは大手企業に資金が流入しだし、日経平均等の指標から株価が上がっていきます。
そして日経平均が落ち着いてからジャズダックやマザーズの平均株価が上がって行く傾向があります。その流れは資金が移動していることを表しているようです。
業種によって値動きが異なる
企業は業種別に分類されていますが、日経平均等の値動きとは別に、毎日調子の良い業種と悪い業種が分かれています。
どういうときにどの業種がどう値動きするかはまだまだ勉強中です。それが分かると初心者脱却に1歩近づけそうです。
最後に
今回はマクロな視点の事を書いていきました。
株式投資は難しいと言われますが、結局は安いところで買い高いところで売るという、
やることは大変シンプルな事です。
それには上記の様な基本的な法則をを少しずつ覚えて、保有している株価の値動きで理由が分からず一喜一憂して振り回されないようにしたいです。
無駄な損切りや狼狽売り、早すぎや遅すぎる買いを減らすことが重要です。