ためさんの投資ブログ

※現在新ブログに移行中です(https://tamesan-investment.blogspot.com/)。低収入の30代前半非正規が少額資金からの体験に基づく投資情報を発信します。

名著を読んで株主優待イベント投資の復習した内容 その1

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皆さんごきげんよう、ためさん(@sstamezo)です。

 

今回は、現在私がメインで取り組んでいる株主優待イベントドリブン、(株主優待銘柄が権利付き最終日に向けて上昇する傾向を利用して先回りして値幅を取る投資)の記事です。

 

株主優待投資家にとって一番盛り上がる月は間違いなく3月です。イベントドリブン投資家にとっても、今から3月までが年で一番の重要な時期です。

 

しかし最近はなかなか調子が上がりません。イベント投資以外の銘柄に手を出してしまったり、めちゃくちゃになりつつあります。

 

このままではいけないと思い、イベント投資の名著を再度読んで復習し、忘れていたことなどがないかチェックしていきたいと思います。

 

 

今回は、「イベント投資の生みの親」とも言える、夕凪さんの著書、「スタバ株は1月に買え」を再度読んで復習します。

 

 

あくまでも私的に思い出したり重要だと思った事しか書きませんので、イベント投資の事をちゃんと知りたい方は、まずはこちらの記事などをおすすめします。

 

www.shisantamezo.com

 

また、イベント投資とは、認知されるほど優位性を失いやすい投資法です。従って過去の名著で紹介されているポイントが必ずしも現在通用するかは分かりませんし、紹介されている銘柄が今も良いのかは尚更分かりません。

 

ですので、復習はしますが、自分自身の経験に基づく直感も大事にしてきたいと思います。

 

名著を読んで株主優待イベント投資の復習をした内容

過去の名著を読んで株主優待イベント投資の復習をする

 

 

「スタバ株は1月に買え」の株主優待イベントについての章を読んで印象的だったことを書いていきます。

 

上昇パターン別の対応を

 

上昇する銘柄は2パターン。直前に急騰する銘柄と、階段状に上げていく銘柄。急騰する銘柄は、急騰後に陰線が出たところで売却、階段状に上がる場合でも、権利付最終日の3営業日前くらいに売却。

 

確かに、この2パターンかも知れません。勉強になりました。また、遅くても権利付き最終日の3営業日前を推奨しています。完全に忘れていました。しかし権利付き最終日の当日まで上げていく銘柄もありましたので、ここはあまり気にしなくて良いかもしれません。地合いが良かったせいでしょうか。

 

下降トレンド銘柄は避けよ

 

マーケット環境が悪化などで、権利付最終日の2、3ヶ月前になっても延々と下落しているような銘柄は、その後反発する可能性もあるが、その後の上昇力も弱く、値幅は取りにくいと考えたほうが無難。

 

確かに、下降トレンドに突入している銘柄は、3ヶ月前でも全然上昇しません。無理矢理1ヶ月前くらいに入ったりしてましたが、だったらいっその事上げている銘柄に資金を集中させたほうが良いということですね。

 

マーケット環境が強いときは早めに!

 


マーケット環境が強いと、株主優待銘柄の動くタイミングは前倒しになる。2、3ヶ月前からではなく、3、4ヶ月前から仕込みに入ったほうが良い。

 

今回読み直して一番衝撃だった部分です。だって、3月の優待銘柄の3,4ヶ月前といったら昨年の12月とかになるので、もう終わってますやん…。

 

確かに、12月に3月の優待銘柄、上昇しているの多かったんですよ…。完全に乗り遅れましたね。もう祭りは終わってしまったのか…。

 

気を取り直して、4月以降に焦点を絞るか、1ヶ月前くらいから更に無難に上昇する銘柄が増えるので、それを狙うかですね…。

 

 

銘柄は分散せよ


本書の中に、オススメ銘柄として(2228)シベールというのが出てくるのですが、倒産していました!

 

他にもいくつか、今はもう存在していない銘柄があって(そもそも本のタイトルとなっている「スタバ株」ももうないです)、この本の出版が2014年なので、6年位でこんなに変わるのかという感じです。

 

イベント投資は業績とかは何も見ないので、いきなり主力だと思ってた銘柄が倒産する可能性もあります。

 

そういう意味では、より安全に行きたければ、なるべく分散したり、せめて四季報などを読んで業績や財務状態のヤバそうな銘柄は避けたりした方が良さそうです。

 

とはいえ、業績や財務状態に魅力がないからこそ、優待目的の買いがメインとなって株価が反応しやすくなり、業績が良いと成長株投資家も参入しているはずですので素直に株価が動かなくなり難しいところです。

 

やはり分散はした方が良いですね。

 

 

向いている銘柄の特徴


株主優待の値幅取り狙いで理想的な銘柄は、為替に影響されることのない内需系で売上があまり変化のないものです。
例えば、化粧品会社や外食チェーン店等は、売上の推移を見ても、そう極端に上がったり下がったりしない(後略)

 

これは良いことを言っていますが、完全に忘れていましたね。

 

内需株、売上があまり変化しない銘柄、外食チェーンや化粧品会社、確かにそういう系は今まで良かった気がします。覚えておきます。

 

株式売り出しに注意!

 

株式が上昇したところに立会外分売や公募増資を発表してくる企業などは注意。

過去のチャートから、優待権利日直前に立会外分売や公募増資、あるいは大株主の売りによって株価が下がったことが複数回ないか、事前にチェックしたほうが無難。

 

 

むう…。これは確かに大事ですが、全くやったことがないですね…。

 

おそらく今まで保有した株がこのような形で下げたことはないはずですが、ただ気付いて無いだけかも知れません(笑)

過去のチャートで権利日前に怪しい急落を確認できたら、調べられる範囲で調べようと思います。

 

最後に

今回の復習で印象に残ったところは、ざっとこんな所です。

 

過去にも何度か読み返したことがありますが、意外と忘れていることが多くびっくりです。読み返してよかったと思います。この記事でちゃんとブログにも記録したので、ブログでもたまに振り返ろうと思います。

 

そして、イベント投資の本はまだ他にもありますので、他の本も復習して、また記事に記録していきたいと思います。

 

 

 最後に関連記事のリンクです。

www.shisantamezo.com


スタバ株は1月に買え!: 10万円で始めるイベント投資入門