BNDとBLVを約10万円ずつ保有した分配金の結果(2019年4月)
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資産ためぞう(@sstamezo)です。
米国ETFのBNDとBLVから分配金が入金されましたので記録します。
BNDとBLVから分配金(2019年4月)
現在、BNDとBLVをそれぞれ12株ずつ、合計でBND968.76ドル、BLV1,091.16ドルを保有しています。
両者とも毎月分配であり、4月5日付けで分配金が入金されました。
BND2.16ドル、BLV3.23ドルでした。
BNDとBLVの基本情報
BNDとBLVはどういったETFなのか、分配利回りなどを紹介します。
BND
BNDは「バンガード 米国トータル債券市場ETF」のことです。バンガード社の債券ETFを代表するものです。短期から長期、社債、国債といろいろな債券を組み込んでいます。
また、経費率の安さ(0.04%)も他の債券ETFより優れており、株価の値動きも安定感があるため、人気があります。
分配金は年利で2.82%です。
分配金情報
債券なので、毎月安定的に支払われています。ただし、株式ETFではないので、インフレなどで毎年どんどん増えていくようなことはありません。
そういうのを期待するなら、VOOやVTIの方が良いです。BNDは安定重視の方にオススメです。
BLV
BLVは「バンガード 米国長期債券 ETF」です。名前の通り、米国の10年以上の長期債券を対象としたETFです。
経費率は0.07%です。長期債権のため、分配金利回りは3.82%とBNDより高いですが、株価の変動もBNDより激しいです。
分配金情報
BNDより利回りが少し高いです。それ以外はBNDと似ています。
ETFの分配金は損か
米国ETFは、分配金にアメリカの税制で約10%、日本の税制で約20%、合わせて約30%もの税金が引かれてします。
確定申告の「外国税額控除」をすると、米国の10%分は帰ってきます。
それにしても、税金と手間がかかってしまいます。
※ちなみにNISA口座の場合は、米国の10%のみが引かれ「外国税額控除」はできません。
一方で投資信託は、分配金を自動で再投資しているので税金は引かれません。その分信託報酬がETFより少し高いですが、分配金にかかる税金よりは安いです。
しかし、ETFは分配金という目に見える利益があることによって、投資を続けるモチベーションになります。
将来、確定申告が手間に感じたり、分配金にかかる税金がもったいないと感じるようになったら、ETFから投資信託に乗り換えればいいだけです。
少しでも損をしたくない人や手間をかけたくない人は投資信託、分配金というモチベーションが必要な人はETFがオススメです。
最後に関連リンクとして、先月のバンガード S&P 500 ETF(VOO)の分配金を記録した記事です。