日経225、取り残される…(人気投資信託パフォーマンス比較2019年2月)
Sponsored Link
皆さんこんにちは、資産ためぞう(@sstamezo)です。
今回は、昨年の7月から開始した人気投資信託の実際のパフォーマンスを比較して記録します。
どの投資信託を保有しようか検討されている方などにとって参考になれば幸いです。
9本の投資信託紹介
まずはパフォーマンス比較を行っている9本の投資信託を紹介します。
以上の9本になります。どれも信託報酬の低さ等から各分野で人気のある投資信託です。
この9本の投資信託を2018年7月に1000円で同時購入しました。これにより、各投資信託の目論見書などからでは分からない、実質コスト等すべて含めた実際のパフォーマンスの比較ができます。
パフォーマンス比較
2月1日現在のものです。全体的に、1月のうちに復調しました。しかしまだまだ昨年7月の買付価格(1,000円)をほとんどの投資信託が下回っています。
数字で見るとこのような感じです。
以下、気付いた点を挙げていきます。
Jリートファンドが依然順調
依然としてJリートファンドが順調です(フィデリティ・Jリート・アクティブ・ファンド)。少しずつ投資のニュースでもJリートが順調だと話題になってきました。
比較対象にしている9本の中で、唯一のプラス推移です。
しかし、それではJリートを保有するのがオススメかというと必ずしもそうではありません。
今が高値かも知れないからです。リートも株式も上げ下げを繰り返し、循環していくので、長期投資を前提とするなら逆に今下げている投資信託を保有したいです。
短期保有目的なら、Jリートが調子がいいうちに保有して、少し上げたところで欲張らずに売るべきです。
もしかするとJリートが今後天井知らずで下がらずに上昇を続けていく可能性もありますが、そうなっても機会を逃しただけで損失した訳ではありません。
ということで、私はJリートの調子がいいからと行って大量保有に踏み切ったりはしない予定です。
バランスファンドが健闘
eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)が2位と健闘しています。
昨年末の暴落に耐性がありました。当たり前ですが、ちゃんとバランスファンドとして期待されている動きをしています。
しかし、バランスファンドは市況の調子が良いときも悪い意味でマイルドにしか上昇しないため、ディフェンシブが好きな方にオススメです。
日経225、凋落…
先月まで調子がよく、3位と健闘していたニッセイ日経225インデックスファンドが、8位まで一気に順位を落としました。
紫の線が日経225です。この1ヶ月で一気に他の指標に置いて行かれたことが分かります。
米国市場などに比べ、日経は残念ながらパッとしていなかったようです。
「長期投資には向かない」などと揶揄される日経ですが、今後汚名返上となるのでしょうか?
もう下には レオス-ひふみプラスしかいません。ひふみは最下位ですが、この1ヶ月のパフォーマンスは悪くありませんでした。このままだと、日経225が最下位になる日も近いかも知れません。
最後に
今回の比較パフォーマンスを簡単にまとめると、
- Jリートが依然として順調
- 全体的に調子が良かったが、その中で日経225だけ取り残された
という感じでしょうか?
毎回新しい展開があって面白いです。また来月にどうなっているのか楽しみです。
最後に関連記事として、先月の比較です。