国策銘柄「国土強靭化」。すぐに閃かなかった…
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皆さんごきげんよう、ためさん(@sstamezo)です。
今回は日本の個別株について、徒然なるままに書いていきたいと思います。
国策銘柄 「国土強靭化」関連について
今回書きいていきたいのは、「国土強靭化」関連銘柄についてです。
国策銘柄、政府が推進するプロジェクトに関連した銘柄ということで、しばしば株式投資の世界では「国策銘柄は買い」と言われます。
最近話題になっている国策の1つに、「国土強靭化」があります。
言葉の通り、災害から日本を強くするための政策プロジェクトです。
今年の秋に大型の台風が襲来するなどして、この「国土強靭化」関連銘柄も盛り上がっていましたので、チェックしていきたいと思います。
応用技術(4356)
国土強靭化銘柄で個人的に最初に思い浮かぶ銘柄です。
下の画像は応用技術の過去1年間のチャートです。
やはり秋に台風が襲来してから、一気に伸びていますね。5月にギャップアップしていますが、何かあったようです。決算が良かったのか、内閣が国土強靭化についての発表を行ったのかもしれません。
実は応用技術には、ちょうど一年前に投資をしたことがあります。四季報を読んで、業績の伸びが素晴らしく、PERは割安、業種が国土強靭化関連ということでかなり良いのではかと思って保有しました。
保有した後、保険に逆指値で売り注文を入れておこうとしたら、誤って指値で注文してしまって売却してしまったのです。
その後は確か代わりに電算システムを保有することにして、応用技術を買う事はしませんでした。
結果としては、この時売却したときの株価が約1,300円で、現在は3,900円なので、トリプルバガーとなっています。まさかそんなに上がっているとは思いませんでした。
最近は優待イベントドリブンに力を入れていたので、応用技術の事は忘れていました。最近になり、そういえば秋に災害が多かったし、応用技術もしかして?と思ったらその通りでした。
応用技術だけでなく、他の関連銘柄も軒並み上げています。
構造計画研究所(4748)
構造計画研究所という、応用技術に似た業種の銘柄もあります。こちらは応用技術に投資した際に、読者の方がこういう銘柄もありますよと教えてくださり、それ以来チェックしていました。
こちらの銘柄は2倍弱の上げです。応用技術より上げ幅が少なかったのは、応用技術より少し時価総額が大きい、業績の伸び率が応用技術より緩やか、もともとの割安度などが関係したのだと思います。
オリエンタルコンサルタンツホールディングス(2498)
こちらは海外の比率なども高く、国土強靭化のど真ん中の銘柄とはいえないかも知れませんが、前々から気になっていた銘柄です。
こちらも四季報で見つけた銘柄で、業績は伸びていて株価は割安なのになかなか株価を上げることはありませんでした。
私も一年くらい前に四季報で見つけたとき、投資しようか迷いましたが、一向に人気化しそうな気配はなく、「これは保有してもいつ上がるか分からないな」ということで辞めておきました。
もし1億円以上持っていれば、こういう銘柄に投資して上がるまで放置、ということも作戦として可能ですが、そのときの私の資産は300万円もありませんでしたので、いつ上がるか分からない銘柄に資金を寝かせておくというのが非効率な気がしたためです。
ヤフーファイナンスの掲示板なども見ましたが、「この企業業績も良くて割安で国策関連なのに何で上がらないんや」みたいなコメントばかりでした(笑)
結果的には秋に2倍弱まで上がっているので、秋まで頑張って持っていたホルダーはとりあえず報われたのではないでしょうか。
最後に
今回の銘柄は、別に買いを推奨しているわけではなく、記録として書いただけです。最近優待イベントドリブンをしていて、これらの銘柄をまったく見ていなかったので、こんなに上がってたのかということで記録しました。
大型の台風が来ているときに、すぐにこれらの銘柄が注目されるのではないかと閃かなかったところが、まだまだだなと我ながら感じました。
日々精進…。
最後に過去に書いた記事のリンクです。