TATERU(1435)ストップ高続き株価急回復。買いに行くべきか。
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TATERU(1435)ストップ高続き株価急回復
不祥事を起こし連続ストップ安を記録していたTATERU(1435)、今週は株価を持ち直し始めています。
チャートで見るとわかりづらいので、数字を御覧ください。
不正が発覚するまでの株価は1500円台でした。TATERUは結構前からチェックしていて、年初は2000円前後の株価でしたので、これでも安いと思っていました。
危なかったです…。
不正が発覚してからは、想像以上に下げ、327円まで下げました。
市場の判断としては、もうTATERUが倒産するくらいに思われているような株価だと思います。
投資しようか悩んでいた
私は前の三連休でTATERUに投資をしようか悩んでいました。
さすがに300円台は安すぎるのではないか。今回のスキャンダルを乗り越えることができれば、大きなリターンを確保できるのではないか。
しかし、300円台まで下げるという市場の判断を軽視して良いのか、というところで悩んでいました。
TATERUの対応は素晴らしかった
そこで、私はソーシャルレンディングも投資していて、TATERU Fundingの情報も入手していました。
今回の不正が発覚し、TATERUはすぐに対策委員会を設置し、TATERU Fundingの投資者全員に全額返金を希望する場合は対応する旨の書面を送り、すでに希望者全員に全額返金を終えています。
また、今後不正が起こらないようにするための新たな対応策もすぐ発表しています。
かなりスピーディーかつ的確な対応を行い、投資家たちからもその点については概ね満足しているようです。
むしろ、TATERU Fundingの返金に応じ返金してもらった投資家たちは、よく調べたら担保物件は安全が保証されていたみたいで、動揺して返金手続きをしてしまったことを後悔している人もいました。
この点については、未だ返金もされず「現在調査中です」という同じ内容を繰り返し送ってくるだけのグリーンインフラレンディングとは天と地の差であります。
もちろん、TATERUは上場企業ですので、比べるべきでは無いかもしれませんが。
指値注文をしていた
まるで想定でもしていたかのような素晴らしい対応を見せたTATERUの株価は、今週急上昇に転じました。
私も300円台で指値注文を入れていました。カスリもせずに、糸が切れた凧のように上がっていってしまいました。
300円台くらいで買った方は上手いと思います。これからTATERUが存続して行くだけで、大きな利益を得続けることができるでしょう。キャピタルゲイン狙いの短期売買でも、すでに株価は倍近いので成功しそうです。
現在は株価600円台まで回復しました。市場が「TATERUは存続する、今の株価は安い」と判断したということです。
これだけの出来高を伴うと、仕手株も大口も操作できないはずですから、単純にそういう判断の元に株価が回復したのだと考えています。初心者ながら…。
これから買いに向かうべきか
これからも買いに向かうべきは、慎重に判断したいとこです。
このまま上がり続ける可能性もあるので、一度まず打診買いするのも良いかもしれません。
しかし、TATERUにはまだ下落するリスクがたくさんあります。
- その他の不祥事が新たに出てくるリスク。
- 業績の伸びが一旦ストップする可能性が高い。業績発表に注視。
- 業績が悪くなることによる、減配や株主優待廃止による下落リスク。
ざっと思いつくだけでこのくらいあります。
ですので、再び急落する可能性もあると思います。
正直、私のようなトロい初心者が突っ込んで良い銘柄ではありません。
しかし、状況によっては突っ込んでしまい、飛んで火に入る夏の虫になるかも知れません…。
また、つられ売りされたシノケングループやロードスターキャピタルにも注目しています。スルガ銀行も金曜日にストップ高で株価が急回復しています。
なんだか、いろいろとチャンスが来ているような気もしています。個別株投資家としては、なかなか面白くなって来ているのはないでしょうか。
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