ためさんの投資ブログ

※現在新ブログに移行中です(https://tamesan-investment.blogspot.com/)。低収入の30代前半非正規が少額資金からの体験に基づく投資情報を発信します。

オプティマスグループ(9268)について

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オプティマスグループが気になった背景

 

私が以前から読ませてもらっているブログである、「サラリーマンが株式投資でセミリタイアを目指してみました。」の弐億貯男氏が保有しているオプティマスグループについてです。

 

同銘柄は同氏が保有を開始したこともあり、前々から気になっていました。

 

 

そんな中、先日何となく色々な投資信託の組入れ銘柄をチェックしていたときのことです。

 

フィデリティ投信の「フィデリティ・日本中小型株・リサーチ・ファンド」というアクティブファンドの、構成上位10銘柄の1位がオプティマスグループでした。

 

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調べると、6月にフィデリティの大量保有報告書が上がっています。

 

組入比率7.4%って、結構攻めてるというか、自信ありそうですよね?

 

これはなんかあるで!

 

ということで、初動の遅い私も、ついに重い腰を上げた訳です。

 

 

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※ホームページより

オプティマスグループとは

 

事業内容

 

当社グループは、当社、子会社25社及び関連会社1社により構成されております。主要な事業として、中古自動車輸出業を営んでおりますが、特にニュージーランドに関しては、中古自動車輸出に係る仕入、検査、輸送、販売、メンテナンスなどの各種サービスをグループで一貫して提供しております。

※バフェットコード 事業内容より引用

 

オプティマスグループの事業内容はホームページを見ても分かりづらいです。ニュージーランドへの中古車の輸出事業がメインのようです。

 

 

チャート

 

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7月から少し上がってきたかなと言う感じです。再び2000円を割ってきたら、真剣に保有を考えると思います。

 

 

高配当でPERが低い

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※バフェットコードより

 

 

3【配当政策】

当社は、事業投資による企業価値向上と、配当による株主還元をともに経営上の重要課題のひとつと考えております。


剰余金の配当につきましては、安定的な事業収益からの株主還元を確保しつつ、財務基盤の維持と新たな成長のための投資を勘案し行う方針であります。


これらの観点から、配当性向につきましては、当面は、連結配当性向30%程度を目安としております。

 

※バフェットコードより引用

 

オプティマスグループの良いところが、高配当でPERが低いところです。私の短い投資経験上、高配当なのにPERの低い銘柄というのは、強いです。なかなか暴落することはないです。

 

オプティマスグループは上場してまだ9ヶ月くらいなので、まだ投資家の間で認知されていなかったり、判断がつかなかったりして割安に放置されているのではないかと思います。

 

配当も急に下がるのではないかとか。

 

しかし、オプティマスグループは、配当性向30%をきちんと謳っています。

 

 

アルヒとの共通点 

 

私はこのオプティマスグループに、その前に上場していたアルヒ(7198)を重ねてしまいます。

 

アルヒは大手の住宅ローン企業であり、安定した業績を残し、高配当で低PERでした。

 

しかし、上場後数ヶ月は、見放されたように株価は割安のまま放置されていたのです。

 

しかし、ある日アルヒの株価は突如として上昇し、そのままスルスルと3倍近くまで上がりました。

 

 

実はアルヒを保有していたんですけれど、株価が上がらないまま2月の調整に入ってしまい、リスク回避のため売却したままでした。

 

結果としては、保有したときの株価からは二倍以上になっているので、ハンカチを噛み締めながらアルヒのチャートを見ていたのです。

 

 

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5月頃から上昇に転じています。

 

 上場直後のアルヒはPERが10倍しかありませんでした。それが現在では22倍にまで上昇しています。

 

 オプティマスグループのPERも11倍です。ちなみに2020年度の予想PERを算出すると約9倍です。

 

まだまだ割安に放置されている感があります。時価総額が小さいのも成長の余地があって魅力的です。

 

 

株主構成も良い

 

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※SBI証券の会社四季報より

 

株主の上位4名は全員社長と取締役です。外国の保有率が高めですが、外国人の取締役3名だけで45%になるので、外国の機関投資家などが買っているわけではありません。

 

投信13.9%の保有率です。保有率の高い銘柄は30、40%あるので、まだ高いとは言えません。

 

外国人の取締役3名で50%近くの保有率なので、社長はともかくとして、この取締役たちがずっとホールドする予定なのかどうかも、かなり影響してきそうです。

 

とはいえ、テンバガーを達成する企業の80%は、上場直後(5年以内)でオーナーが筆頭株主の企業だそうです。

 

オプティマスグループはこの条件を綺麗に満たしているので、テンバガーまで行くとは思いませんが、やはり2倍位にはなりそうに見えます。

 

 

 

 

懸念材料

 

もちろん保有する上での懸念材料もあります。

 

売上が右肩上がりとは言えない

 

業績を見ると売上が右肩上がりと言えません。横ばいくらいです。16年からのデータしかありませんが、一度下がって2020年くらいにもとに戻る予想を立てています。

 

復活株として投資妙味は感じます。しかし飛ぶ鳥を落とす勢いがあるとかそういうわけではありません。

 

 

アルヒとは異なる点

 

アルヒと違う点は、アルヒは安定して毎年売上を伸ばしている点です。オプティマスグループはその点では違います。

 

また、アルヒは国内最大手の住宅ローン会社というブランドと実績もあります。

 

 

 

 

 

輸出産業

 

個人投資家の中では、内需産業を好んで投資する方も多いです。

 

オプティマスグループは前述の通りバリバリの輸出企業なので、為替レートなど関係してきますし、相手国のニュージーランドの状況も気にしなければなりません。

 

 

 

さいごに

 

色々とネガティブな要素も書きましたけど、なんだかんだで面白い銘柄だと思います。

 

テンバガーしそうな派手さはありませんが、2倍位だったらいけそうな雰囲気があります。

 

2000円位まで下げてきたら、真剣に投資を検討したいと思います。

 

 

www.shisantamezo.com