ひふみプラスの組入銘柄分析ーネットワンシステムズー
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前回の続きです
今回は、前回の更新の続きです。前回は、ひふみプラスの中で組み入れ比率の高いコスモス薬品について分析してみました。
今回は、コスモス薬品より比率は低いものの、4月から7月の組入順位が21位から7位まで上昇した、ネットワンシステムズについて調べます。
こちらが4月の組入順位です。
そして、次が7月の組入順位です。
ネットワンシステムズは21位から7位に躍進し、比率も1.2%から1.6%に増えています。ひふみプラスが有望であると間違いなく考えている銘柄です。
ネットワンシステムズとは
HPより
さて、ネットワンシステムズとはどのような企業なのでしょうか。
ネットワンシステムズ(7518)は、情報・通信業です。
月次報告書の説明文を引用します。
ネットワーク構築から運用まで、「つなぐ・むすぶ・まもる・かわる」をコンセプトにサービスを提供。働き方改革を背景としたIT投資やセキュリティニーズの増加を追い風にした成長に期待。
クラウド関連やサイバーセキュリティなどの需要を追い風にして業績を伸ばしている企業のようです。
過去5年のチャートです。
昨年から株価が急激に上がっています。
業績
売上高はほぼ横ばいです。
利益とEPS(1株あたりの利益)は成長しています。
株主
株主構成が気になりました。
会社四季報より、株主の構成です。機関投資家がガチガチに買い漁っている感じがします。去年からの株価の上昇は、機関投資家の大量保有が原因でしょうか。
ということは、ネットワンシステムズは、機関投資家が売り出したら、株価が急落する可能性があります。
外国の保有比率が33%あるのも、怖いと言えば怖いです。外国の機関投資家は、一度売り出したら徹底的に売り切るからです。
ちなみに、こちらが前回紹介した、コスモス薬品の株主構成です。
2番目の宇野さんというのは会社を経営している一族の方です。他にも宇野さんが2人います。一族の名前があると、何故か安心します。
すでに外国の機関が目をつけていますが、投信の比率はまだ4.2%ですし、これから更に機関投資家の買いが入り株価が上昇するのではないかという期待感もあります。
それに比べると、ネットワンシステムズの株主構成は、すでに機関投資家が買い集め済みのような気がして、保有するかは躊躇ってしまいます。
もちろん、これから株価が上がるかどうかは、長期的にはネットワンシステムズの業績次第です。
それに、株主構成だけで判断するのはおかしな話ですが…。
ネットワンシステムズの株価は2233円で、最低取得単位は223,300円です。買えなくはない金額です。
少し情報が偏ってしまったので、また時間があるときに加筆修正したいと思います。