底辺派遣社員でも一流企業の株主になれる、それが資本主義
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会社が変わってしまうのは社長や上司のせいなのか
投資を始めて視野が広がったと思うことがたまにあります。
今回はその一例を書きたいと思います。
ブログのタイトル通り、現在派遣会社に所属し派遣社員として働いています。
どこの会社でもそうだと思いますが、社員たちは何かのきっかけで集まると上司や管理職の人たちの愚痴をこぼします。
「あの社長になって会社が変わっちゃったんだよね」とか言い合っています。
でもそれは本当に社長や上司の所為なのでしょうか。
違和感に気付いた
どこの会社でも同じだと思いますが、年に一回社員を集めて昨年の売上がどうだったとか、今後の経営方針を話す会が開かれます。
昨年その会に参加した時、司会を務める支店長が、いつもはお調子者の饒舌なのに妙にやりにくそうでした。
どうしたのかと思いきや、実はその日は会場の後ろにオーナー(株主)が出席していたとの事です。
他の社員たちはあまり気にしていませんでしたが、私はその時いろいろと悟ってしまいました。
ああ、株主の圧力ってすごいんだなぁと。投資をしていたおかげで察知できました。
所属している会社は非上場の弱小企業です。故に株主の性格次第で上場企業よりもすごい圧力が社長や支店長に突きつけられているのかも知れません。
支店長や社長も前は普通の従業員でした。
社員たちは「どうして前は自分たちと同じ従業員だったのに、出世すると変わっちゃうんだろうね」などと話しています。
もしかしたら変わりたくなくても、株主からの「利益を上げよ」という要望で、従業員から搾取せざるを得なくなっているのではないでしょうか?
株式会社である以上、一番偉いのは社長ではなく株主です。
株主がコストカットを叫べば、その意向に従わざるを得ません。
投資をする以前は社長が一番偉いと勝手に思っていました。しかしその裏でえばっているの株主の存在を、投資を始めたことにより気にかけ始めました。
底辺派遣社員でも一流企業の株主になれる、それが資本主義
では一生私のような底辺派遣社員をはじめとする社会的下級戦士たちは、一生このまま弱者のままで終わってしまうのでしょうか。
答えはNOです。
底辺派遣社員だったとしても倹約と節約を徹底して資金を貯めれば、上場企業の株式を保有することができ、配当という形でその企業の利益の一部を得続ける事ができます。
資本主義の本場アメリカでは、ずっとガソリンスタンドで働いていた、ただのフリーターのオジサンが株を長期投資していただけで億万長者になったというニュースもあります。
株主になれば、投資した企業の経営に疑問があれば株主総会に出席し、その上場企業の社長に質問することもできます。
それが本来の資本主義のシステムです。やり方次第で誰でも資産を築くことができるシステムなのです。
本当に自分の会社を変えたいなら、自分が筆頭株主になって会社を変えるしかないです。それができないのなら、上司や社長の愚痴を言ったって何も変わらないのだから言うだけ無駄です。