初心者が株の信用取引で学んだこと
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信用取引は業績発表が重要
現在信用取引で保有している銘柄は、アライドアーキテクツ1銘柄です。
アライドアーキテクツは、決算発表や決算短信などを全く考慮せず、チャートの動きだけで保有しました。
結果5/15の決算発表で株価が暴落し、取返しのつかない事態となりました。400株で合計40万円弱の保有で、現在含み損が15万円弱にまで膨れ上がっています。
現物の長期投資と信用取引は全く別物
現物の長期保有の場合、業績発表を意識して売るのは一概に良いとは言えません。
長期保有で自信のある銘柄なら、業績発表で株価が下がっても逆に買い増しのチャンスですらあります。
しかし6ヶ月間の信用取引では、決算発表等の業績発表に注視していないと損失が確定してしまう可能性があります。
信用取引の6ヶ月間という短期間では、業績発表内容で下がった株価が回復するには短過ぎる事が多いからです。
昨年から今年1月までの上昇相場で平和ボケしていた
株式投資を始めた昨年秋から今年1月末まで日経平均は、まるで落ち目なしの上昇相場でした。
保有した銘柄の株価が一時的に下がっても、持ち続けていれば上がるだろう、という根拠のない思い込みがありました。
実際にその頃は初心者の私が適当に売買していても、トータルのリターンは若干プラスでした。
アライドアーキテクツも、株価が1000円の間をずっと行ったり来たりしていた為、1000円以下で買えばそのうちまた1000円以上になると踏んで購入しました。
今となれば無謀な考え方です。日経平均は調整を始め、信用取引でも現物でも全て含み損となってしまいました。
特にアライドアーキテクツは決算発表内容も悪かったので下がる一方です。
株価は1000円台に回復するどころか、500円台にまで暴落してしまいました。
始めのうちに失敗を経験できたのは不幸中の幸い
このような失敗を、株を始めたばかりで少額資金のうちに経験できたのは不幸中の幸いです。
もし現在の調整局面が訪れないで、調子に乗って上手く行き続けても、いづれは迎える事になります。下がらない相場というのはあり得ないものです。
失敗が後に起きるほど、損失も大きくなっていたはずです。
また、少額資金で良かったとも思います。もしこれが10倍の資金だったら損失も10倍です。
まだ給与所得で回復できるくらいの額でしたので、ダメージは少なかったです。
まとめ
信用取引は期間が短いので、業績発表内容次第で取返しがつかなくなります。
常に銘柄の情報を追える人でないと向いていません。やはり兼業投資家は長期保有が1番適していそうです。
初心者が信用取引に手を出すのは危ないですね。欲に目が眩んでしまいました。
自信がある銘柄でも、万が一予想と外れてしまうと大きな損失を被ります。
信用取引では予想が外れても塩漬けにできません。長くても半年後には必ず手放すか、現渡しをしなければならない事を念頭に置かなければなりません。