「楽天・全米株式インデックス・ファンド」と「楽天・全世界株式インデックス・ファンド」の比較
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「楽天・全世界株式インデックス・ファンド」と「楽天・全米株式インデックス・ファンド」の比較
こんにちは、低収入投資家のしさんためぞうです。
今回は同時に保有して約1ヶ月が経った「楽天・全世界株式インデックス・ファンド」(以下通称「楽天VT」)と「楽天・全米株式インデックス・ファンド(以下通称楽天VTI)」の比較を行います。
「VT」が全世界株式で、「VTI」が全米株式です。
同じインデックスの有名なETFから名前が取られています。
それぞれの特徴
「楽天VTI(全米株式)」
「楽天VTI(全米株式)」がインデックスしているのは、「CRSP USトータルマーケット・インデックス」という株価指数です。
「CRSP USトータルマーケット・インデックス」は、米国株式市場に上場する大・中・小型株式、約4,000銘柄から構成されます。米国株式時価総額の約100%をカバーしています。
つまり、「楽天VTI(全米株式)」に投資するということは、米国市場全体に投資するという事と言っても過言ではありません。
「楽天VT(全世界株式)」
「楽天VT(全世界株式)」がインデックスしているのは、「FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス」という株価指数です。
「FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス」は、全世界(先進国・新興国)の株式市場への投資を目的とした株価指数であり、大型・中型株・小型株全てインデックス内に含み、全世界の株式時価総額の約98%をカバーします。
つまり、「楽天VT(全世界株式)」に投資するということは、全世界の大中小型株式約7,500銘柄に分散投資する事になります。
「楽天VTI(全米株式)」と「楽天VT(全世界株式)」は低コストでインデックスも優れているため、どちらも人気のある商品です。
パフォーマンスの比較
今月のはじめに同時保有した8本の投資信託の昨日までのパフォーマンスです。
「損益(%)」という欄がトータルリターンであり、上からトータルリターンのパフォーマンス順に並んでいます。
ご覧のとおり「楽天VTI(全米株式)」は2位の−0.75%であるのに対し、「楽天VT(全世界株式)」は同着最下位の−2.21%となっています。
まとめ
「楽天VT(全世界株式)」は世界中の株式指数を組み入れているため、「楽天VTI(全米株式)」よりも安定したパフォーマンスを見せるのではないかと思わせます。
しかし、現在の資本主義はアメリカを中心に回っているため、しばしば世界全体よりもアメリカだけに投資していた方がリターンが良いことがあります。
今回は保有して1ヶ月だけの比較ですが、その特徴が早速現れた結果となってしまいました。
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