米国株ではなく日本株を選ぶ理由
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みなさんこんにちは、しさんためぞうです。
いきなりですが、世間では米国株ブームだそうです。今更ですが…。
今回は、私が現在株式投資の対象を日本株にしている理由を書きます。私と同じ少額資金投資家で米国株に興味を持ち始めた方には参考になるかと思います。
低資金投資家が米国株を選択しづらい理由
結論から言うと、米国株に興味があっても、現在の資金量では日本株投資を選択せざるを得ない、ということになります。
ドルへの両替手数料
米国株投資をするには、まずはドルに両替をする必要があります。
現在お得に両替できる方法として、SBI証券のFXサービスがあります。他の証券会社の取引手数料は25銭なのに対し、SBI証券のFXサービスを利用すると0.5銭で済むそうです。
金額で2450円安く済みます。
しかしそれにはデメリットもあり、SBI証券のFXサービスで0.5銭の手数料で取引するには1万通貨単位でないと取引できません。
1ドル110円だったら110万円という単位になります。貧乏少額資金投資家にとっては辛いとこです。
現在の総保有資産が250万円ほどです。そのうちの110万円を一気にドルに両替しなければなりません。
最初から米国株メインで行くぜ!という方には何も問題ありませんが、私はもともとボラリティの高い日本株で稼ごうという下心野心があるので、踏みきれておりません。
もちろん1万通貨単位でも25銭の手数料で両替することができます。でも1万通貨単位だと2450円お得になると考えると、もう少し資金が貯まったら両替しようという考えになります。
約定手数料も高い
楽天証券、SBI証券、マネックス証券の大手3社の個別株の約定手数料は、約定代金の0.45%(最低手数料は5ドル、上限は20ドル)です。
つまり、まとまった金額で買い付けるほど約定手数料もお得になります。
米国株投資家のブログなどを拝見する限りでは、最低でも15万円(1,200ドル程度)単位で、だいたい30万円以上で買い付けているようです。上限は決まっているので、購入金額が多ければ多いほどお得になります。
そうすると、もし米国個別株を購入する場合、1万通貨単位(110万円くらい)をドルに両替して、30〜40万円ずつ3銘柄に分けて投資すればいいかな〜と考えたりしています。
大きなお買い物になるので、今はいろいろ調べているだけで実行に移す段階ではない感じです。
いずれにせよ、米国株投資は敷居が低なったと言っても、まだまだ日本株のようにホイそれと買うことはできません。
特に少額資金投資家の場合は…。
米国株に少額資金で投資する方法
個別株でなく投資信託であれば、楽天・全米株式インデックス・ファンドやeMAXIS Slim米国株式(S&P500)などの米国株全体を日本円のままノーロードで100円から購入することが可能です。
また、現地のETFでも、ドルに両替さえしてしまえば、NISA口座であれば約定手数料無料で購入する事ができます。
日本株を選ぶその他の理由
日本株を選ぶ理由は、主に上記の手数料上の理由です。
せっかくなのでその他の理由も無理矢理考えてみました。
- 身近で調べやすい。
- 両替の手間がない。
- 株主優待が楽しい。(ある意味では撤廃して配当で還元すべきですが…)
- ボラリティが高い銘柄が多いので一発逆転が狙える
このくらいでしょうか。
今は資金的な問題で米国株を選択できない状態です。保有資産が300〜400万円を超えたら、100万円分くらいをドルに変えて米国株に投資してみるのもアリだと思っています。
どの銘柄を選ぶのかは悩みどころです。調べて悩むのも楽しいです。