5月第4週の株式投資結果報告
Sponsored Link
少し遅くなりました。先週の株式投資の状況を記録します。
現在のポートフォリオ
まずは先週のポートフォリオです。
前の週から損失が更に膨らみました。マイナス15%、金額ではマイナス206,235円になりました。
私の1ヶ月分の給料とだいたい同じ損失です。もうだいぶ、こういう展開には慣れました。。
楽天について
最近話題となっている楽天。信用取引で保有していた200株に現渡しを行い、現物200株に変更しました。
理由は、もうすぐ6ヶ月の期限が経過する時期にきており、それまでに株価が回復しなさそうだったからです。
決してイニエスタが’移籍してくるからという理由で変えたわけではありません。
株主が陥るイニエスタのジレンマ
スペインの有名サッカー選手、イニエスタに3年で100億円の移籍金を支払うこととなった楽天。
もともと株価は半年以上に渡り下がり続けているというのに、対策らしい対策を講じずに株主を放置した状態のままでの発表でした。
当然株主は怒るはずです。せめてその100億円で何か対策をして欲しいと思ったはずです。
しかしそう思っているのは株主や一部の投資家くらいで、世間的には「楽天すごい」ムードです。
確かに、全国のサッカーファンに夢を与えたのは事実です。
イニエスタ選手1人にどれだけの影響力があるのかは不明ではあるものの、今回の移籍でサッカーに興味のある人が増えサッカー競技人口も増えるとします。
そうしたら日本のサッカーのレベルも相対的に上がり、楽天のおかげで日本のサッカーに関連する経済効果も高まるのかも知れません。
というより、すでに移籍が決まった時点で神戸を中心に経済効果は高まること必須であり、恩恵を受ける地域や企業は楽天様々です。
そんな状態で、「お前そんな事にお金使ってんじゃねえよ!」という株主や投資家の言葉は、的を射ている筈なのに「つまらない大人になったもんだな」と言われそうな雰囲気を醸し出してきています。
例えるなら、生活の厳しい家庭があったとします。お父さんが楽天でお母さんが株主、子どもは世間です。
お父さんはお調子者で、生活が厳しいのに仕事帰りにいきなり高いケーキを買ってきたりします。
お母さんは呆れて怒りますが、子ども達は歓喜。お母さんが怒る理由はもっとなのに、一家の中ではお母さんだけがつまらない事を言ってる奴の様になってしまっている、という状態です。
これを心理学用語で「イニエスタのジレンマ」と呼びます。すみません、今勝手に命名しました。
楽天という企業を一番サポートしている株主を無視し、世間にいい顔を見せようとしているので、多くの株主は裏切りと絶望を感じ離れていき、株価は拍車をかけて下がり続けています。
ではなぜ私は楽天の株を持ち続けているのか。その理由は単にトロいので売るタイミングを逃し続けているだけです。
今後の戦略は超攻撃的ポートフォリオの構築
以前の記事でも記載した通り、今後の投資戦略として、現在の分散投資から2、3名柄のみの集中投資へシフトしていく予定です。
売却のタイミングを見計らっていて、すぐに移ることはできないので、どの銘柄を残すかは平行して考えていく必要があります。
今回イニエスタ選手の話題にもなったので、敢えてサッカーチームのフォーメーションで例えるなら、
現在のポートフォリオはフォワード(攻撃)3人、ミッドフィルダー4人、ディフェンス3人の「3-4-3」と言う平均的なフォーメーションです。
これを諸刃の剣になっても高い利益を生む可能性を持つ、普通のサッカーではあり得ない超攻撃的なフォーメーションに変えようとしています。
フォワード7人、ミッドフィルダー3人、ディフェンダー0人の「7-3-0」くらいのフォーメーションです。
2、3名柄に集中投資というのは、そのくらい利益を生む可能性は高くなるけど、損失額も多くなる可能性のあるハイリスクハイリターンな投資方法です。
このくらいでないと日本代表が世界トップレベルの国から点を取れる可能性が低いのと同じように、貧乏投資家の私がお金持ちになれる可能性はありません。
もちろん、リスクを取りにいった結果ディフェンスが機能しなくなるので、ボロ負けする可能性が高くなります。
それは承知の上での投資という事になります。
今月始めにたてた計画を実行しようとしているもののなかなか前に進めません。保有株の株価が下がり続けているので売却のタイミングが訪れないためです。