ためさんの投資ブログ

※現在新ブログに移行中です(https://tamesan-investment.blogspot.com/)。低収入の30代前半非正規が少額資金からの体験に基づく投資情報を発信します。

インカムとキャピタルの二刀流で行こうか考え中

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 現状はキャピタルゲイン狙い

 

最近は頑張って投資より投機によるキャピタルゲインで稼ぐぜ!

 

 

とブログで気を吐いています。

 

 

そんな中、たまたま目に止まったこちらの本を読みました。

 

 

『60歳から10万円で始める高配当株投資術』

 

 

まだ60歳ではありませんが…

 

 

ものすごく簡単に説明すると、連続増配株を狙った高配当株投資を勧めている本でした。

 

 

株式投資の本も何冊か読んでくると、慣れない専門用語に慣れてくるのと、書かれていることに共通点があり重複している部分が出てくるので、だんだん早く読めるようになってきました。

 

 

 

初めのうちはよく分からなかった専門用語や概念も少しずつ分かってきます。

 

 

 

 

 

 

 本の内容

 

内容はキャピタルゲインよりインカムゲイン重視の本かと思いきや、株価が上がれば売却も選択肢に入れている二刀流でした。

 

 

二刀流の視点から高配当銘柄を見ると、高配当株は暴落の時も株価が下がると配当利回りが高くなるので、再び買われやすく値を下げづらいメリットがあるということです。

 

 

特に1株利益を年々増やしている企業かつ、利益余剰金の多い「キャッシュリッチ企業」はお金を持て余し増配や自社株買いをする可能性が高いので狙い目だとしています。

 

 

増配や自社株買いが発表されると株価は基本的に上がるので、キャピタルゲインも狙えるということです。

 

 

 

あとはキャピタルゲインを狙うための銘柄を買うタイミング等にも触れていましたが、タイミングを見計らうのは経験等も必要そうで、本を読んだだけでは難しそうです。

 

 

 

 

二刀流もアリ 

 

今までの私の考えでは、キャピタルゲインかインカムゲインか、どちらかしか選ばない二者択一の考えしか持っていませんでした。

 

この本の様にとりあえずインカムゲイン目的で高配当株に投資し、株価が上がったらキャピタルゲインも狙う二刀流もアリだなと思いました。

 

 

 

配当ゼロの株を塩漬けしてしまったら絶望しかありませんが、配当利回り3%の株を塩漬けしたとしても、その企業がしっかりと1株利益を確保して資金さえ減らしていなければ、減配もすることなくインカムゲインは得続けることができるはずです。

 

 

経済が不安定な時期でも財務が安定していて利益を得続けることのできる高配当株、暴落時でも無理なく連続増配しているような企業に投資できれば、市場の暴落があって値を下げたとしても安心して持っている事ができます。

 

むしろ暴落時に買い増しておいた方がいいです。

 

そして、いつか値を戻し上げてきたらキャピタルゲインで売却しても良い訳です。

 

 

 

収入のないリタイヤした人や主婦の方などは、暴落した場合買い付け余力を残しておかないと、暴落中塩漬けにしてしまうと新たに買い増ししたりできなくなります。

 

 

しかし、一応私は微々たるものの給与所得の収入源があるので、リーマンショックのような暴落が起きて塩漬けになったとしても、給与所得をコツコツ貯めて暴落して安くなった銘柄をちょびちょび買い足す事もできます。

 

 

それができれば、その後の上昇相場が訪れたとき、保有資産は倍増できるはずです。なのでこの投資プランは私のような兼業投資家には理に適っているはずです。

 

 

 

この本の著者は2009年130万円だった資金を2015年までにこの投資法で5000万円に増やしたと言うことです。

 

 

 

アベノミクスの恩恵による所が大きいと思いますが、インカムゲインありきの投資でも好きあらばキャピタルゲインも狙っていけば、地合い次第で十分に資産を増やすことが出来るという事が分かりました。

 

 

なので、とりあえず暴落時でも余裕で減配せずむしろ増配してくれそうなぐらいでキャッシュリッチな企業を選定して投資していくのもアリかなと思いました。

 

 

そんな銘柄、日本にはそうそうないんですけど…

 

 

 

連続増配してくれそうな日本の銘柄分析

 

 

私の知っている限りでは、JT、NTT、NTTドコモ、KDDI、オリックスは上記の条件を満たしている数少ない日本の企業です。

 

 

チャートを見るにアベノミクスの影響で大夫株価を上げているので、暴落時下げてしまいそうですが、上記の作戦で行けば暴落の上昇相場でうまく資産を増やせるはずです。

 

実際にリーマン・ショックのときもこれらの銘柄が減配する事はなかったようです。

そしてリーマン・ショック前よりも現在は株価を上げています。

 

 

 

 

 

JT、NTT、NTTドコモ、KDDI、オリックスの将来性はどうでしょうか?

 

未来がどうなっているかわからないので、確実には言えないものの、どの銘柄も業績は順調なようです。

 

バフェットが銘柄を選定する際大事にしているエコノミックモート(ライバル企業が簡単に参入できないほどのブランド力や専門技術、基盤等があるかどうか)も備えている銘柄ばかりだと思います。

 

 

もっというとこれらの銘柄は、Market Hackの編集長が提唱しているキャッシュフローマージンを安定して15%以上を確保している日本では数少ない企業でもあります。

 

 

以上の様にファンダメンタル的には申し分ないのと、実際にリーマン・ショック時に業績は影響を受けずに来た実績もあるので、これで万が一コケたらもうしょうがないと諦めるしかないはずです。

 

 

誰も景気が悪いからと言って電話をかけるのをやめることはないし、タバコを吸う人は吸うはずだからです。

 

 

オリックス

オリックスはカーシェアリング等も行なっていますが、もうすぐ実用化されると言われている自動運転車や空飛ぶ車等のカーシェアリングやレンタル業務等をうまく取り込む事ができれば、更に向こう何年か安泰だと思います。

 

最も本業の海外展開がうまく行っている様なので別に心配はありません。

 

 

 

JT 

JTもタバコ増税でヤバいのではないかと思われていますが、かなり海外シェアが高く、最近は電子タバコも流行っているし、

 

そもそも業績を見ると分かるようにかなりキャッシュリッチな感じなので、リーマン・ショックが立て続けに3回くらい来ても平気そうな感じです。

 

 

通信業界

 

意外と一番ヤバイのかもしれないのが通信業界だと思っています。

 

中国が進めている衛星通信が流行ってきたら、大手キャリアの基地局ネットワークというエコノミックモートはぶち壊される可能性があるからです。

 

現状は未確定要素が多く可能性は低いですが、そういうリスクも有ることを頭の片隅に入れておきたいです。

 

もともとは固定電話の有線回線が当たり前だった時代から、携帯電話の回線に急激に変わった訳です。今後同じような事が起きても不思議ではありません。

 

 

 

中国は他にもウィーチャットペイ等、日本に入ってきたら既存の業界がヤバい物を持っています。

 

全員がスマホで決済しだしたら、クレジットカードほとんど使わなくなるし、クレジットカード業界とかヤバそうです。

 

スイカとか電子マネーも使わなくなるかも知れません。

 

細かいところだとレジの機械も売れなくなっていくでしょう。逆にレジに取り付けるスマホのQRコードをスキャンする機械がバカ売れするはずです。

 

 

 

 

 

 

 

話を戻します。

 

 

上記に挙げた銘柄の中では通信企業が被っているので、とりあえず一番PERが低めで配当利回りも良さげなKDDIと、業種の違うJTとオリックスの3銘柄に投資してみようかなと考えました。

 

 

もうすぐ3月はオリックスとKDDIの権利確定月でもあり、またどの銘柄も2月からの相場調整により株価が下落しているので買うタイミングとしては悪くなさそうです。

 

 

 

この3銘柄を100株ずつ買うだけで80万円くらいになります…

 

 

 

最近ロコンドを投機目的で買ったばかりで、安くなったところを買い増していく作戦でした。

 

そっちもどうするのか考えないと行けません。

 

 

 

 

 

投資スタイルは常に模索中

 

 

今は色々と情報を仕入れて、何がベストなのか探っている段階です。最近は米国株価や米国ETFにも興味があります。しかし日本株も米国株価も全部やる資金はありません。

 

 

少しずつ試していくしかありません。

 

 

またどれが良かったのかはある程度時間が経たないとわからないので焦りというかもどかしさもあります。本当は気楽に楽しんで株式投資ができればそれに越したことはありません。

 

これだけ熱中しているのだから楽しんでいることには違いないです。