ローリスクちょびちょびFXのデメリット
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ローリスクちょびちょびFXのデメリット
今回は「ローリスクちょびちょびFX」と勝手に名付けたこの方法のデメリットを、私が気づいた範囲でお伝えします。
やり方は同じブログカテゴリに「ローリスクちょびちょびFXのやり方」というカテゴリがあるので、そちらをご確認ください。
1、ある程度定期的に見てケアしないといけない。
まず欠点の一つは、完全にほったらかしにはできないということです。
1日1回は確認したいです。そして、下がった分だけイフダン注文を入れておきます。
この確認は、頻繁に行えれば行うほど、地味に利益は増えます。
時間はそんなにかからず、余程相場が変動していなければ1回の確認で1、2分くらいですし、相場が動いてなければな確認するだけで何もしなくて良いこともあります。
とりあえず、利益が出るように相場が下がっていたらイフダン注文を入れていくのと、そのときロスカットされないように数量などをうまくコントロールする必要があります。
これらはまず、スマホでゲームをしたりする余裕のある人なら、大丈夫だと思います。
もし、その確認も面倒だと言う方で、ある程度上げ下げしても良いのだったら、このブログでも紹介している、インデックスの投資信託等に積み立てれば良いと思います。
それぞれのメリットがあるので、私はリスク分散として両方ともやっています。
2、基本的に長期運用
このやり方は、常にマイナスのポジションを持つことになります。
ですので、レートが下がっていった場合お金が必要になってすぐ引き出そうとしても、マイナスポジションの決済時の損失の方が今まで稼いだ利益よりも大きかったり、あるいはほとんど利益がなくなってしまうような損失額になることも考えられます。
なので、このやり方は、基本的に定期預金や投資信託等と一緒で長期運用だと考えてください。
運良くレートが上がり、殆どのポジションが決済できればほぼノーコストで引き出すこともできます。
ちなみに2017年11月21日時点では、合計で6100Dの数量を持っており、一番高いポジションが144.7$で、-7290円です。
今までの利益は約6000円なので、今全部引き出してしまうと損をします。
また114円台になればほとんどロスはありませんが、それが1週間後なのか、1ヶ月後なのか、1年後なのか、10年後なのかはわかりません。
このまま続けて1年後には約40000円の利益、10年後には約40万円の利益だとしたら、多少マイナスポジションが多くても、気にならなくなると思います。
なので、私は最低でも10年くらいの長期運用を考えています。
そのくらいに考えておかないと、すぐ引き出すには逆に損をする可能性があります。
私はこのやり方をトラリピというやり方を参考にはじめました。
トラリピ自体が長期運用法ですし、投資信託等と一緒で最初から長期運用の複利による利益しか考えておりませんでした。
なので、もし長期運用ではダメだと言う方には、この方法はおすすめできません。
ちなみに、万が一どうしてもお金を引き出す必要がある場合、国債や定期預金と違ってルール的に引き出せないのではなく、損をするから引き出さない方がいいというだけなので、損をしてでもよければ引き出せます。
マイナスのポジションを持つということ
このマイナスのポジションを持つということについて、もう少しお話しします。
たくさんのポジションを抱えることは、始めはいいイメージを持ちませんでした。
しかし、実際にポジションしていると、得られるスワップ金利(利息の様なもの)も意外とバカにならないので、長期的に見れば必ずしも悪い事だけではないと思うようになりました。
現在約6000Dのポジションで、毎日平均して20~30円ずつスワップ金利も得ています。
これだけでも、銀行貯金の利息はもちろん、定期預金よりも高リターンです。
投資信託やETFの積立ては、ほったらかしていいので楽ですが、日によっては利益ゼロどころかマイナスの時もありますし、場合によっては運用先の地合いが悪いと月単位や年単位でマイナスになるときもあります。
そう考えると、FXの注文決済による利益がなくても、スワップ金利で毎日確実に利益のある長期運用のFXは魅力の1つだと思いますし、ローリスクなやりかただったらやはり資産運用の1つの手段としてやってみる価値があると思います。