少額資金からの投資の始め方
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- 少額資金から投資を始めるには
- インデックスファンドに投資する
- ソーシャルレンディングに投資する
- IPO(新規上場銘柄)に投資(応募)する
- 個別株に投資する(株式投資)
- 株主優待・高配当株に投資する
- さいごに
少額資金から投資を始めるには
皆さんどうも、資産ためぞうです。
今回は、少額資金の投資初心者が資産運用を始めるには、まず何をすれば良いか、私なりの考えを書きます。
あくまでも個人的な考えなので、1つの参考にしていただければと思います。
インデックスファンドに投資する
少額資金から低リスクで出来る代表格の投資方法です。インデックスファンド(投資信託)はリターンを得られるのに相場次第で10〜15年ほど要する可能性もありますが、長く持つことができればより確実にリターンを期待できます。
一時的に下落しても慌てて売ったりしないようなメンタルが必要です。
あくまでも余剰金を使うようにすることが大事です。メンタルを保てるように、投資先が何であれフルインベストメントはやめましょう。
また、給与所得などの安定した収入があればつみたてNISAやiDeCo(確定年金拠出)の利用も良いです。iDeCoは、定年くらいまで安定して収入が見込める場合は、節税にもなるのでオススメです。
証券会社によって100円から投資できます。もちろん投資できる金額が大きいほどリターンも大きくなります。
インデックスファンドの評価
リターン→年利1%〜9%程度(年によりマイナスになる)
リスク→長いほど少なくなる。(評価の高い商品を選ぶことが前提)
期間→長いほど効果がある
資金→100円から (ただし少額すぎるとあまり意味なし)
インデックス(投資信託)投資の記事をまとめたページです。
参考程度に…。楽天証券では楽天スーパーポイントを使って投資信託に投資をすることが可能となりました。
楽天スーパーポイントを貯めている方にとっては、投資を始めるのにとても良い機会になったと思います。私も始めました。
ポイント投資はどうしても少額の投資になってしまいますが、もともと自分の資金から捻出するものではないので、そういった意味ではリスクがありません。
ただし、投資するためのポイントを増やそうして、買い物をしすぎて出費してしまうのは本末転倒なので注意です。
ソーシャルレンディングに投資する
低資金からできる投資として、ソーシャルレンディングもあります。個別株やFXなどより低リスク低リターンとなります。
まだ新しい運用方法で、事業者の不祥事などにより返済が滞る事例が散見されるのがリスクです。そうならないためには、安心できる業者を選ぶこと、投資先を分散させることが重要です。
比較的短期間で一定のリターンが見込めるので、インデックスファンドと並行して行うのも良いです。
ソーシャルレンディングは業者により10,000円から投資できます。
ソーシャルレンディングの評価
リターン→年率2%〜7%程度
リスク→まだ新しい投資先なので、やや高め。
期間→数カ月から3年
最低資金→1万円程度(業者による)
ソーシャルレンディングの記事をまとめたページです。
IPO(新規上場銘柄)に投資(応募)する
少し変わった投資方法として、IPO投資があります。
企業が新規上場する際、上場する銘柄の株を投資家に抽選で割り当てる制度があります。
公募価格よりも上場時の初値の方が高くなる傾向があるため、公募に申し込み初値で売るIPO投資が流行っています。
この方法は抽選に当たらないといけませんが、当たればほぼノーリスクでリターンを獲得できるため人気があります。
用意する資金は50万円ほどです。50万円あればほとんどのIPOに申込む事ができるからです。
簡単に当たるわけではありませんが、万が一当選して初値売りできれば、数万から数十万、運が良ければ100万円以上も一気に稼ぐことができる夢のある投資方法です。
IPO投資の評価
リスク→低い
リターン→当選しなければゼロ。当たった場合、その銘柄による。
期間→投資家次第
最低資金→30万円〜50万円は欲しい。
IPO投資の詳細を書いた記事をまとめたページです。
個別株に投資する(株式投資)
個別株は上記の3つと比べ損をするリスクが格段に上がります。
しかし、ハイリスクハイリターンということで、夢のある投資でもあります。銘柄により1単元5万円以下の株もありますので、低資金からでも始めることができます。
現在、私は個別株投資をメインとしています。理由は、やはりリターンがもっとも期待でき、FXや先物取引、仮想通貨より始めやすかったことです。
個別株は面白いです。初心者が一度も損をせずに株式投資で資産を増やすのは無理です。損することを承知ではじめても良いなら、選択肢に入れて良いと思います。
インデックスやIPO投資は、そんなに知識必要ありませんが、株式投資で利益を得ようとしたら、常に勉強が必要になります。
その勉強を楽しいと思えるかが、向いているかどうかの分かれ目かと思います。
個別株式投資の評価
リターン→高い
リスク→高い
期間→投資家次第
最低資金→5万円程度
株主優待・高配当株に投資する
上記の株式投資が、株の売買による差額でリターンを得るキャピタルゲイン目的の投資方法であるとしたら、株式投資にはもう一つの方法があります。
株主優待や高配当株を長期保有し、優待品や配当を得るというインカムゲイン目的の投資です。
株主優待や高配当株の投資も、個別株に投資している以上、損をするリスクはありますが、キャピタルゲイン目的の投資よりは低リスク低リターンになります。
もちろん、インカムゲインとキャピタルゲインの2つのスタイルは明確に切り離されている訳ではないので、途中にどちらかに切り替えることも可能です。
この手のタイプの銘柄に投資する場合、永続して利益を生み続け、株主に還元してくれる企業を選定する必要があります。
今はネットに情報がたくさんあるので、探しやすくなったと思います。
株主優待と高配当株投資の違い
株主優待と高配当株の投資は、似て非なるものです。
高配当株とは、配当金の額が多い株の事なので、キャッシュによるリターンを目的にしており、資産運用目当てになります。しかし、株主優待はキャッシュによるリターンではありません。
株主優待は、資産運用というより、モノやサービスを提供されることにより、日常生活を楽しむことが目的の投資だと考えたほうが良いです。
しかし、クオカードやギフトカード、割引券などの金券系の株主優待を提供する企業も多く、資産運用目的の投資ができる株主優待銘柄もあります。
株主優待・高配当株投資の評価
リターン→2%〜5%程度
リスク→通常の株式投資よりは低い
期間→投資家次第
最低資金→5万円程度
さいごに
それぞれにメリットデメリットがあります。一度も失敗しないで資産運用するのは無理なので、少額から色々失敗覚悟で試す事をおすすめします。
100万円くらいまとめて投資できるなら、ドルに両替して米国ETFへの投資もありです。
資産運用はスケールメリットがどうしてもありますから、資金が多いほうが良いに越したとはありません。
しかし、資金がなくても資産運用を行いたい方もいると思います。(私もそうです)
今回は、少額資金から投資する方法をいくつか紹介させていただきました。