好調はいつまで維持されるのか(人気投資信託パフォーマンス比較2019年5月)
Sponsored Link
資産ためぞう(@sstamezo)です。5月になりました。年々月日が過ぎていくのが早く感じると言いますが、今年も年明けしてからあっと言う間に5月という感じです。
さて、今回は毎月記録している、人気投資信託のパフォーマンス比較です。どの投資信託を保有しようか検討されている方などにとって参考になれば幸いです。
人気投資信託パフォーマンス比較2019年5月
昨年の7月に9本の投資信託を同時保有しています。
以上の9本になります。どれも信託報酬の低さ等から各分野で人気のある投資信託です。
この9本の投資信託を2018年7月に1000円で同時購入しました。これにより、各投資信託の目論見書などからでは分からない、実質コスト等すべて含めた実際のパフォーマンスの比較ができます。
パフォーマンス比較
前月に引き続きほぼ全てのファンドが上昇しました。プラスに転じていないのは、日経225とレオスのひふみプラスのみとなりました。
推移グラフ(分配金再投資込み)
最初に載せたSBI証券の表では、eMAXIS Slim米国株式(S&P500)がトップ、2位に楽天・全米株式インデックス・ファンドとなっています。
これが分配金再投資込みのトータルリターンで計算した上記のグラフだと、いまだにフィデリティ・Jリート・アクティブ・ファンドが頭一つ抜けてトップです。毎月分配侮りがたしです。
気づいた点
Jリートファンドは買いなのか
この一連の比較検討をしていると、直近ではJリートの強さが際立っています。ではJリートは保有したほうが良いのでしょうか?
私の個人的な考えでは、今からJリートに投資するのは注意した方が良いと考えています。
特に私と同世代くらいの30代前後で、今後数十年長期で運用を考えているなら特にです。
理由は以前のの記事に記載しました。簡単にいうと、今が天井の可能性があるからです。
こちらの記事にも書いたとおり、Jリートで今一番恩恵を受けているのは、数年前にJリートの人気が無いときに保有に踏み切った先見性のある一部の投資家です。
景気は循環しますので、Jリートの好調が明るみに出た今から保有しても、今後トレンド転換すると下げに転じるので恩恵を受けられる可能性は少ないはずです。
しかし、未来を完全に予測することは不可能であり、今後もJリートの好調が続き、今からでも遅くない可能性もあります。
米国株のアマゾンなども、私が投資を始めた2017年頃から、ずっと今はバブルでいつか急落すると言われながら、今日までなんだかんだ調子を維持しており、依然として人気です。最近では、とうとうウォーレン・バフェット率いるバークシャー・ハサウェイも保有に踏み切りました。
また、こうした毎月分配銘柄は、今流行のリタイア後の「自分年金づくり」に適しています。
日本の人口は減少を続けますし、数十年後スパンではJリートに今以上に明るい未来を感じることができませんが、10年後くらいまでなら逃げ切れるのかも知れません。
そういう意味では、60歳以上くらいの方にとっては、資産の一部をJリートで運用するのは悪くなさそうです。というか、私がもしそいう状況だったら、資金の一部をJリートにするかも知れません。
S&P500強し。今年の相場はどうなるのか。
S&P500が4月に史上最高値を更新するなどの好調を見せつけました。景気後退懸念を警鐘する投資家も多いですが、今のところどこ吹く風といったところです。
トランプ氏が当選するときはどうなるかと危惧されていましたが、トランプ大統領になってからも、米国経済は強くむしろ絶好調といって良いくらいです。
2018年は相場調整が入りました。ですので、今年から本格的に下降トレンドに入るのではないかと懸念されていました。米国も日本も10年近く上昇していますからね。
しかし、今年に入って5月になっても、年明けからむしろ上昇しているという状況です。
なんだか、2017年と少し似ています。2016年に相場調整して、その次の年、どうなるのかというところで、結局2017年は稀に見る凪相場となりました。
ですので、2019年もなんだかんだでそんな年になる可能性も捨てきれなくなりました。
最近読んでいる、イベント投資のバイブル「スタバ株は1月に買え!」でも、「西暦の末尾が5と9の年は株価があがる」と書いてあります。
今年は2019年なので、アノマリー的には5年に一度の株価が上がる年です。
今年いっぱい、なんだかんだで上がり続け、来年2020年になってドーンと下げる、みたいな展開もあるかも知れません。
そう書いた途端に急落したら、アホ丸出しですが。
最後に関連記事として、前月の比較パフォーマンスの記事です。