ためさんの投資ブログ

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なぜ景気後退懸念が強まっていると言えるのか

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資産ためぞう(@sstamezo)です。最近、ブログで「景気後退の懸念が強まっている」と書いています。先日それにそなえて個別株ではなくVOOやBNDに投資をしたり、金(ゴールド)投資について調べたりしました。

 

キャッシュポジションも50%を保っています。

 

このように来たるべく景気後退による株価下落に備えている私ですが、そもそも本当に景気は近いうちに悪くなるのでしょうか?

 

自分の勝手な思い込みではないか、文章にして見れば分かるかも知れません。

 

そこで、今回はなぜ私が景気後退懸念が強まっていると考えているのかを整理します。

 

 

なぜ景気後退懸念が強まっていると言えるのか

なぜ景気後退懸念が強まっていると言えるのか

 

 

理由は大きく分けて3つあります。

 

有名な投資家たちが警鐘を鳴らしている

 

ロバート・キヨサキ氏

 

まずは、有名な投資家が警鐘を鳴らしているからです。始まりは、去年の半ば頃のロバートキヨサキ氏のインタビュー記事でした。

 

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ロバート・キヨサキ氏は、FRBの量的緩和が、史上最大の暴落を招くと答えています。いつになるかわからないが、すでに兆候は出ていると述べていました。

 

ドルの価値が下がると、金や銀の価値は価値は上がるとも言及しています。

 

去年の半ばごろは、その年の2月のVIXショックも過ぎ去って株式市場は堅調でしたので、この話を読んでもすぐに実行に移そうとは思えませんでした。

 

 

ジム・ロジャーズ氏

 

年末にクリスマス大暴落があり、株価も落ち着いてきた今年2月に今度は世界3大投資家の一人、ジム・ロジャーズ氏がインタビューに答えました。

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すごく簡単に要約すると、米国も日本も債務超過に陥っており、債務超過に陥っている国は必ず酷いことになる、と述べています。

 

ジム・ロジャーズ氏はリーマンショックなど数々の世界的イベントを予測し当ててきたので、少なからず波紋が広がりました。

 

ちなみに、ロバート・キヨサキ氏もサブプライムローン問題やユーロ危機を予測していた人物でもあります。

 

 

日本の著名個人投資家たちも

 

世界的有名な投資家の発言を引き合いに出しましたが、一般個人投資家の中でも暴落が来るのではないかと予測している方々はたくさんいます。

 

それは投資家のブログやツイッターを見ていると分かります。代表的なのは、カリスマトレーダーと言われているcisさんなどです。

 

cisさんは一人で日経を動かす男と言われるほど日本を代表するトレーダーでありますが、最近は日経の先物を空売りした旨の投稿を頻繁にしていました。

 

また、私がよく拝見させてもらっている弐億貯男さんも、最近の景気動向やそれに関わらず楽観ムードが漂っている感じが、リーマンショック前と似ていると発言しています。

 

弐億貯男さんは投資を初めて15年ほどで200万円くらいから2億円くらいまで資産を増やした兼業投資家の方です。先日保有株式の一部を売却し、キャッシュポジションを増やしていました。

 

弐億貯男さんの投資に対する考え方は、個人的にしっくり来るものがあるので、弐億さんがキャッシュポジションを高めた事は、私の考えに影響を与えました。

 

他にもバフェット太郎さんも最近の記事で警鐘を鳴らしています。やたぱぞうさん、チンギスハンさんなど、大御所のベテラン個人投資家たちは昨年あたりからすでに下落相場に備えています。

 

 

景気指数が悪くなっている

著名人の発言も去ることながら、実際のデータが不景気の始まりを示している事も大きな事実です。

 

世界経済の中心であるアメリカの各業種の生産量や売上高、GDPなど各種指標は、年明けから予想よりも実績がマイナスとなっているものが多いです。

 

2月に投稿されたバフェット太郎さんの記事のリンクです。

悪化する米経済指標、「一時的要因」か、それとも「長期的要因」か : バフェット太郎の秘密のポートフォリオ(米国株配当再投資戦略) 

 

また、先日記事にした通り、米国の短期債券の利回りが長期債権の利回りを上回る逆イールドカーブが発生しました。

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歴史上では過去に逆イールドが発生したら、必ず1年程度でリセッションを迎えています。明確な関連性は今もなお不明なので、今回も必ずそうなるかは分かりません。

 

 

日本でも、今月に発表された1月の景気動向指数が、前月を3か月連続で下回りました。景気の基調判断が従来の「足踏み」から「下方への局面変化」に引き下げられ、景気が後退局面に入った可能性があることを示しています。

 

 

太陽活動の関係性

太陽活動の関係性

 

最後に、こちらは話半分に読んでいただければ良いと思います。しかし、不思議と過去のデータが一致しています。

 

太陽の活動と、景気や為替の波のデータに類似点があります。

 

太陽活動と景気の関連データ

引用元:太陽の活動と円高は関係あるのか?


これは実は古くから言われていることのようで、1929年の世界恐慌の年も、太陽活動の動きと酷似していました。

 

太陽活動と経済金融の過去のデータから、今あえて強く記させていただく「大暴落と大恐慌へのカウントダウンが完全に始まっている」こと - In Deep

 

具体的には、上記のリンク先の記事を参照していただければと思います。

 

原因は解明されていなので関係性があるのか定かではありませんが、過去のデータを見る限りでは驚くほど一致しています。

 

そして、2018年から太陽活動は過去40年以上例を見ないほど弱くなっています。

 

今の太陽は、過去 40年間で最も暗いのです。

 

上のグラフでも、リーマンショックの影響を株式市場が受け続けた 2008年から 2009年の太陽放射照度は、その周辺の年で最も低いことがおわかりになるかと思います。

しかし、「 2018年からの落ち込み」は、過去数十年で最大のものです。

今も太陽放射の下落は続いていると思われます。

これがさらに進めば、過去 100年とか、過去 200年とか、あるいは、

「太陽の観測史上で最も暗い」

ということになっていっても不思議ではありません。

 

※上記より引用

 

これは、ロバートキヨサキ氏の史上最大の暴落が来るという予測とも一致します。

 

史上最大と言うことは、リーマンショック以上の暴落と言う事です。おそらくリーマンショックの時のように、「今度こそ資本主義の終わり」、「株式は持っていても紙くずになる」などと言われ、保有資産はみるみる下落していくはずです。もし実際に来たら、果たして耐えられるのでしょうか。

 

 

太陽活動との関係は、少し突飛に思われるかもしれません。しかし、晴れの日、曇りの日、雨の日で、人間の気分は変わります。

景気も人間の活動次第なので、太陽の光の強弱が、人間活動に何らかの影響を与えていても不思議ではありません。

 

とはいえ太陽活動だけで判断はできませんが、一つの別方向からの興味深いデータだと思います。

 

 

最後に

 

今回は、なぜ景気後退懸念が強まっているのと考えているのかという理由を記事にしました。

 

「もしかしたら景気が悪くなるのでは」ということは、景気の良い時には常に言われることだと思います。

 

アベノミクスが始まったばかりの2013年ごろにも、多分一部では同じように言われていたのでしょう。しかし、結果として2018年まではおおよそ上昇トレンドでした。

 

しかし、最近は大手メディアでも桐谷さんの優待生活が話題となって優待投資がちょっとしたブームになるなど、リーマンショック後は投資家が最も浮かれている時期でもあるかも知れません。

 

多くの投資家が楽観視している時が、強気相場の終わりとも言われます。

 

ですので、今後もなるべく客観的に、本当に景気が後退するのか考えていきたいです。

 

 

関連記事のリンクとして、もし金融ショックが発生したら、今いる個人投資家、特に初心者は一気に減るだろうという記事です。

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金融ショックに備えていないと大変な目に合いますが、乗り切ることができれば資本主義の恩恵を享受できるはずです。