若者は資産運用より大事なことがある
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皆さんこんにちは、資産ためぞうです。
少し経ってしまいましたが、今年の成人式も終わりました。今回は、若者に向けて送る記事です。
このブログまで足を運んでくださったということは、少なからず資産運用に興味をお持ちということだかと思います。
でも、若者にとっては資産運用より大事な事もあります。
今回の記事は、資産運用をしている、あるいはこれから始める予定の若者を対象としています。
若いうちから資産運用するのも大事
なぜ資産運用が大事なのかというと、お金に困りたくないからです。老後に年金が支払われるか分かりません。
セミリタイヤできなくても、できれば老後に生活できるくらいのインカムゲインが欲しいです。
資産運用は、資産の量も大事ですが、運用できる期間が多い方が良いです。若者のうちから資産運用をすると、少額からでも老後には大きな額になっている可能性が高くなります。
若いうちは遊ぶことも大事
とはいえ、若いうちからひたすら節約し、遊ばないで歳を重ねるのもどうかと思います。若いうちにしかできない事もしておくと良いと思います。
老後に回すという考えもありますが、それまで何の問題もなく健康に生きているか分かりません。
ですので、一生のうちにしたいことがあったら、若いうちにやった方が良いと思います。
私は、海外に興味があったので、まず学生の時にオーストラリアに行って語学学校に通いながらホームステイをしたり、ボランティアをしたりしました。
大学を卒業し、転職する間に、一度行ってみたかったハワイ島のキラウェア火山を訪れた事もあります。
一生のうちにやりたいことは、取っておかずにさっさとやるべきです。やりたいことをやってから節約して資産運用すれば、後悔はありません。
いくら老後にお金に困らなかったとしても、「若いうちにあれをやればよかった」とか、そういう思いが浮かんだら、お金がいくらあってももう実現はできないのです。
若さはお金より大事
昔、島田紳助さんが新人の芸人にアドバイスしたとき、時間の重要性について説いていました。
「もし、1億払って10年若返ることができるなら、1億払う。でも何億払ってもそれはできない。10年もあれば色々なことができる。君たちは俺より何十年分も多く持ってるんだ。俺にないものを持っているんだ」
というような話を力説していました。
せっかく、何億あっても買うことのできない、貴重な時間を持っているのに、ただ将来のために節約して資産運用だけする人生って面白いでしょうか?
確かに資産運用は大事ですが、若いうちはもっと大事な事があると思います。
もっと遊ぶことに時間とお金を使いましょう。
使うものには使う、使う必要がない事には使わない。そうすれば、遊んでいても一定の貯金ができるはずです。
(ここでいう「遊ぶ」とは、ビジネスなども含めます。本人にとって楽しいことです。)
もちろん、資産運用が趣味のように楽しい、あるいは決算短信や四季報を読むのが楽しい、他に趣味はない。という様な場合は、資産運用に全力を傾けても良いかと思います。
お金を使うか使わないかの見極め方
私は遊びの中で、人生で無駄なお金と時間を使うものと、無駄ではない遊びがあると思います。
そして、それらを簡単に見分ける方法があります。
それは、「自分は、それをやるために生まれてきたのか」と問いかけることです。
大げさな質問に聞こえますが、この問いかけでだいたいの無駄なことを見分けることができます。
この問いかけに対して、確実にそうだと断言できるものは少ないです。
例えば、「自分はハワイのキラウェア火山を見るために生まれてきたのか?」と問いかけると、「そうだ」とは断言できません。しかし、一生のうちに一度訪れたかったのだとしたら、完全に否定もできません。
断言できなくても、否定もできないものは、お金と時間を使って良い遊びの可能性があります。
逆に、何気なくテレビを見ながらゴロゴロしているとき、「自分はテレビを見ながらゴロゴロするために生まれてきたのか?」と問いかけます。
そうすると、「いや、違う」と断言でき、他にすべきことを考えることができます。
もちろん、テレビが大好きな人もいるので、テレビを見るために生まれてきたと断言できる人もいるでしょう。これは私の例です。
具体例(ソーシャルゲーム)
もう少しこの話を掘り下げてみます。
私の場合は、スマホのソーシャルゲームも同じ問いかけにより断ち切ることができました。
かつてソシャゲにハマってしまい、一日中常に気になって昼も夜も空いた時間はスマホでゲームをするという生活が一定期間続きました。
そのうち、課金して早く進みたいとか、一日中考えてしまうようになります。
そういうゲーム依存症に陥った時、ふと「自分はこうやって一日中ソーシャルゲームをやるために生まれてきたのか?」と自分に問いかけました。
もちろん、答えはノーです。その瞬間に、そのアプリを思い切って削除しました。
アプリを消してもデータは残るので、またインストールして続きから始める事も出来ます。
今のところそれ以来再びやる事はありません。今は空いている時間があったら、資産運用の事を考えたり調べたり、ブログを書いたりしています。
その方が時間を有効に活用していると言えます。
ただ最近はYouTubeをなんとなく視聴してしまう時間が増えてきているので、気をつけたいと思っています。
YouTubeはテレビより気軽に見れてしまうのでハマると危険です。YouTubeはためになる動画もありますが。
電車内に入るやいなや、スマホを取り出してゲームや動画視聴する人は多いです。それ以来、そういう人達にも「アナタはそうやってゲームばかりするために生まれて来たんですか?」と心のなかで問いかけることもあります。
少し油断すれば、私もまたいつそうなるか分からないので、他人事ではなく反面教師として見ています。
(もちろん、アプリ開発などの仕事をしている方々にとっては、ゲームは仕事であり人生と呼べるのかも知れません。ソーシャルゲームを否定するつもりもありません。)
投資ブロガーとして有名なチョコさんは、普段は会社員なのにも関わらず、毎日記事を複数書いて更新しています。いつ記事を書いているのかというと、通勤中の電車内でiPhoneで記事を書いているそうです。
チョコさんは月に数十万をブログ収益で稼いでいます。この例は極端ですが、電車内でもちょっとした時間の使い方で、まったく人生が変わってくると思います。
まとめ
若いうちから資産運用をすることも大事です。しかし、若いうちからどんどんやってみたいことをやるのも大事です。
三菱サラリーマンさんの様に、圧倒的に投資に回せる給与所得があり、10年くらい働けばセミリタイヤできる目処があれば別です。
頑張って節約して貯めていっても、すぐにセミリタイヤできないようであれば、適度に遊ぶことも重要です。
適度に息抜きすることも重要です。余程の意志力がない限り、そうしないと節約も資産運用も継続することが難しくなります。
これをやるために生まれてきたのか?とかイチイチ考えても疲れる時もあります。
でも、そういう考えを全くしないでゲームや動画ばかり観て一生を終えるとき、自分は「なんの為に生まれてきたんだろう」と思ってしまいそうです。
資産運用の事ばかり考えて節約し続けて一生を終えるときも、そう思うはずです。
なので、資産運用はあくまで手段です。やりたい事があったらとっておかずにすぐやるくらいがいいと思います。
関連記事のリンクです。何故若いうちから資産運用を始めた方が良いか書いたものです。やりたい事にお金を使い、余ったお金でこういう投資をできれば、それが理想です。