ソーシャルレンディングは仮想通貨と同じ末路をたどるのか
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揺れるソーシャルレンディング業界
グリーンインフラレンディングの一件で悪い意味で話題になってしまったソーシャルレンディング。
ソーシャルレンディングへ投資していた投資家の中でも、新規投資を控えている方々もいるのではないかと思います。
しかし、私はソーシャルレンディングへの投資を辞めるつもりはありません。
以下その理由を説明していきます。
ソーシャルレンディングへの投資を辞めない理由
ソーシャルレンディングの仕組み自体に問題があったわけではないから
一番の理由は上記の通りです。
グリーンインフラレンディングの件は単純に同社の人為的な問題であり、ソーシャルレンディングの仕組み自体に無理があった訳ではありません。
私は最初にグリーンインフラレンディングの募集中の案件がキャンセルされたとき、同社の10%以上の高利回りのシステムに問題があったのかと思いました。
「やっぱりそんな高利回りではやっていけないのか。そんなに美味しい話はなかったのかな」と思っていました。
しかし蓋を開けてみれば、説明とは異なる場所に資金が流れていたという問題でした。特に高利回りで自転車操業状態になっていたとか、そういう理由ではありませんでした。
今回の件はあくまでもグリーンインフラレンディング自体の問題であり、ソーシャルレンディング全体の問題ではありません。現状では投資を続けて問題はないと思っています。
もともと余裕資金での少額投資しかしていないから
上記の通りです。株式投資などの他の投資もそうですが、常に銀行口座には何かあったときのために3ヶ月分くらいは働かなくても暮らしていける額を取っておいています。
また、ソーシャルレンディングに投資する額は最小単位にしています。現在メインで投資しているクラウドバンクは1万円から投資できるので、1万円ずつ投資することにより、リスクを分散しています。
なので万が一のことがあっても被害は少ないので、投資を辞める必要はないと考えています。
ソーシャルレンディング投資のキーワードは「分散」
本当はファンドごとだけでなく、業者も分散させたほうが良いです。
何かあったときのために、業者とファンドを分散させて投資するようにした方が良いです。
今回の事件でも、もしグリーンインフラレンディングに100%投資していたら額は少なくても精神的に大ダメージを受けていたと思います。
やはり分散は必要だと感じました。
現在クラウドバンク、クラウドクレジット、グリーンインフラレンディングの3社の口座を持っています。
グリフラはもう投資できないですし、クラウドクレジットは少しやってみた限りでは少額投資家向けではないような気がして、現在はクラウドバンクにしか投資していません。
クラウドバンクのことを疑うわけではありませんが、リスク分散のためもう少し業者を分散させたいところです。ですがなかなか良さそうな業者がありません…。
オーナーズブックは気になりますけど、オーナーズブックに投資するんだっら、前から狙っているロードスターキャピタル(オーナーズブックを運営している会社)の株式に投資したいところです。
仮想通貨と同じ末路をたどるのか
グリーンインフラレンディングとコインチェック
今回、グリーンインフラレンディングが取り沙汰され、少し前に問題となったコインチェックを連想した方もいるかもしれません。
しかしコインチェックの問題は今回のグリーンインフラレンディングの問題とは全く別物です。
コインチェックはハッカーに狙われて仮想通貨を盗まれてしまいました。セキュリティに問題がありました。
一方グリーンインフラレンディングは簡単に言うと投資家に嘘をついていました。
グリーンインフラレンディングの方が少し悪そうですけど、根本的に問題が違います。
ソーシャルレンディングと仮想通貨の違い
また、バブルが崩壊した仮想通貨とソーシャルレンディングが、同じ末路をたどるのかと言われるとそれも違うと思います。
仮想通貨は儲けようという投資家がこぞって資金を注ぎ込み、異常に価格が高騰してバブルが弾けました。
しかしソーシャルレンディングは価格が高騰するものではないのでバブルはありません。
ファンド毎に上限の募集金額が定まっていて、人気のあるファンドは早く上限に達してしまうだけです。そこにバブルはありませんし、損をするリスクもありません。
強いて言えば、今回のグリーンインフラレンディングのように業者が嘘をついて資金を集めるのが一番の現実的なリスクです。
信頼と実績のある業者を選ぶことで、そういうリスクは減らすことができます。
今回のグリーンインフラレンディングの一件で、高利回りに見せられてしまい大手や上場している業者でもない同社に投資をしてしまったのは反省点です。