個別銘柄の売買タイミングの反省点を振り返る
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みなさんこんにちは、しさんためぞうです。
今回は、改めて今年に失敗した個別銘柄投資の売買タイミングの反省点を振り返りたいと思います。
失敗から学ばなければ成長もなく、プラスリターンもあり得ません。それでは反省会開始です。
反省会
KDDI(9433)の場合
KDDIを保有した理由は前回の記事の通りです。
まずはチャートを振り返ります。11月に入り、ドコモが値下げ発表を行い通信会社の株価が軒並み暴落しました。
通信会社の株は前から欲しいと思って動向をずっとチェックしていたので、これは千載一遇のチャンスであると思いました。暴落した翌日に成行注文をだし、寄り付きで約定させました。
チャートで黄色い印を付けたところです。
成行注文にした理由
成行注文にした理由は、今回の急落がドコモの値下げ発表によるものだったので、値下げはしないというKDDIの発表もあり、完全な連れられ売りだと考えたためです。私は2475円で約定しましたが、翌日には2700円くらいまですぐ上がってしまうのではないかと考えていました。
高配当、優待銘柄ですし、安くなったところで欲しい投資家も多いだろうとも考え、元の株価まではいかなくても、2700円くらいまではすぐ回復するのではないかと。
しかし、実際は現在もなお2400円台を彷徨っています。落ち着いて指値で注文しておけば、もう少し安く買えたかもしれません。
しかし、なかなか難しい判断です。
NISA口座で保有
また、高配当を享受すべくNISA口座で保有してしました。NISA枠がもったいないので、安易に損切りして安いところで再保有するという作戦が取りづらくなってしまいました。
まあその点は致命的な問題ではありません。NISAで保有して、もし買値より下がった場合のプランを考えていなかったのは事実です。
この時損切りを繰り返していて、かなりキャッシュポジションが高まっていました。安全ではありましたが、もし株式相場が上昇した時恩恵を受けられなくなります。そう考えていた時の急落でしたので、タイミングがあっていたとも言えます。
オリックスで生かす
実はKDDIでの反省点(成行き買い)を踏まえ、これまたずっと狙っているオリックスに指値注文を出しています。もう少しで約定というところまで下がってきています。
保有できるでしょうか。
いや知らねーよ(読者の心境)
楽天(4755)の場合
まずはチャートを見てみます。楽天は2017年の6月頃から今年の6月頃までずっと下降トレンドでした。すべり台の様なキレイなチャートです(笑)
そして、私は黄色い印の辺りで保有しました。チャートだけみるとすごく中途半端なところで保有しています。それは何故でしょうか。
株価の節目で決断した
理由は簡単で、株価の節目で決断しました。ちょうど1000円のラインを超えた辺りです。
このときの段階で、PERなどの指標も割安でしたし、さすがに1000円くらいで下げ止まるだろうと思っていました。しかし、蓋を開けてみればその後も下がり続け、600円まで下がったのです。
2017年の6月と比べて半分以下にまでなってしまいました。
どうすればまだ下がると判断できたでしょうか。
トレンドを見極められなかった
以前記事にした通り、やはりトレンドを全く無視していました。株価と移動平均線の関係から、明らかに私が購入した時期では下降トレンドの最中です。
もしトレンドを考慮して売買のタイミングを伺うならば、株価が移動平均線よりも上昇し、移動平均線も上向きになってきたちょうど今頃のタイミングということになります。
チャートにもダマシがありますし、完全に見極めてからインしても上昇初期の利益を逃してしまうので、それはそれで難しいとは思います。
ただ、何も考えずに保有するよりは、安全であることは間違いありません。
まとめ
2銘柄を取り上げました。今年は他にも、ハナツアーやアライドアーキテクツなど、反省すべき取引がたくさんありました。
また機会を見て、一人反省会を開きたいと思います。