大林組の事件で学んだこと
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リニア建設の不正受注の疑い
※注こちらの記事は2017年12月12日時点での考えです。考えや手法は刻々と変化しています。
大林組がリニア建設の不正受注の疑いがあるということで、ニュースとなっています。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-12-11/P0S9UU6JIJUW01
私は先々月に大林組の株を保有していましたので、この事件は他人事ではありませんでした。
大林組の株を保有した理由は、コンクリートの3Dプリンターを開発したという判断材料や株価の割安感等でした。
保有していたのは2週間くらいだけだったと思います。
少し株価の上がったところで利益確定していました。
あとで調べて分かったのですが、その後すぐ株価は反落していました。
そして最近ようやく私が売却した値段に戻ってきたときに、こちらのニュースが出ました。
昨日の月曜日には株価が一気に100円ほど下落しました。
長期保有のリスク
この一連の流れを見て、改めて考えざるを得ないのは、やはり長期保有のリスクです。
業績やチャートの流れが良くても、株を保有している限り、企業の不祥事や社会情勢等で急落する可能性はゼロではありません。
かといって、専業トレーダーでもない私は基本的にデイトレードも出来ないので、数日から数週間、長くても1ヶ月間くらいのスパンでのトレードにしていきたいと思います。
初めのうちはなるべく欲張らず、利益が出たところでどんどん確定する、あるいは、ちょっと値動きが予想と違うかな、という銘柄は被害が大きくならないうちに損切りした方が良いと改めて認識しました。
株式投資で一番避けたいのが、資産をなくして退場することです。
それを避けるためには、上記のように小まめに利益確定することと、損失を広げないうちに損切りすることが大切です。
もちろん、利益確定した後でも株価は上がり続けることもありますし、損切りした後に反発して売らなければ損失しなかったということもあると思います。
むしろ、必ずそうなるものだと認識しながら、売買した方が良さそうです。
とりあえずはたくさん取引をして取引に慣れ、少しずつ取れる値幅を広げられるように取引の精度を上げることが、長期的にみて一番よい方法になるはずです。
自分に投資することが最も良い投資
という言葉があります。
それは自分自身の投資スキルを磨いていくことが一番の投資、という意味にもとらえられると思います。